仕事場や家庭などで人間関係に不満を
持っていたり、それが原因で
どこかに痛みが出たり、
病気になっている人がいます。
また、一歩がなかなか踏み出せずに
いる人もいるようです。
とても分かりやすくて、
とても大事なことだと思い
デイリールーツファインダーから
抜粋させて頂きました。
人間関係の不満は「人に何かを期待すること」
から生じる【期待がないのが究極の自由】
・「自由意志」は宇宙の大原則
宇宙にはいくつかの大原則があって、
そのうち最も重要なものが
「自由意志」です。
それぞれの存在は「自由意志」を持っています。
それを侵害することはできません
人を思い通りに操作することはできません。
・実は人間関係の不幸の大半が
「人に何かを期待すること」から生じています。
例えばこの社長さんとのトラブルもそうです。
社長は社員に「何かを期待」し、
社員も社長に「何かを期待」しているわけです。
それがお互いに合意出来るものであれば
何も問題ないわけです。
これだけ給料あげるから
こういう仕事をしてね。
という合意ですね。
これは男女関係でも夫婦間でも
何かのグループでも全て同じです。
私は「給料持って帰るから、家事してね」
とかですね。
お互いに「それでいいね!」と
思っていれば何も問題はありません。
問題は、いつもお互いが「それでいいね!」
とばかりは思えない時があるということです。
・力ある人の理不尽さにどう対処するか。
会社や組織、集団における力を持っている
人からの嫌な人間関係、理不尽さに
どう対処するか?
これは別に嫌じゃなくても、その中で
順調に過ごしていも同じことが言えます。
【その会社、組織、集団に「貢献」しておくのです。】
会社なら儲けさせておくのです。
これは自分がもらう給料以上に
大きなリターンをもたらしておくのです。
そうするとですね。
その会社、組織、集団における発言権が
増すんですよ。
自分の意見が通りやすくなります。
何しろ自分は利益の源泉ですからね。
会社ってのはまあはっきり言って、
儲かればいいわけです。
あいつに任せておけばもうかるから、
あいつにやらせておけ。ということになります。
そうすると、自分の「権限(自由裁量)」が
増えますから、仕事が面白くなります。
そこで、上司や社長に度量があって、
こいつに任せておこうということになれば、
お互いに「それでいいね!」ということになります。
これがまあ、会社、組織、グループの
あるべき姿です。
・「まず自分の給料よりもずっと多く
会社の利益に貢献していない場合」
新入社員はどうでしょう。
自分はまだ会社の「利益センター」に
なっていません。
「コストセンター」です。
これはもう謙虚に仕事を覚えるしかないですね。
少なくとも社長や上司、その会社はいままで
社会貢献し、「利益センター」になってきたから
今の会社が存続しており、住職できたわけです。
自分も「利益センター」になるまで
発言権がないのは当然です。
仕事の仕方を知らないのですから!
謙虚に仕事を覚えましょう。
あなたが自分で選んだ好きな仕事なら
がんばれるはずです。
ここで自分を「利益センター」にせずに
社長や上司を批判しても始まりません。
これはどうしようもない。
会社としてもこういう「コストセンター」
ばかり抱えていたらやがて倒産しますから
首を切るしかない。
しかし謙虚に一生懸命仕事を覚え成長しようと
する人は、会社も育てようとします。
仕事を覚えることよりも「文句を言うこと」に
忙しい人から、首を切るのがお互いの
幸せのためです。
さて謙虚に仕事を覚えて、自分も利益に
貢献する「利益センター」になってきました。
・「自分が会社の利益に貢献する
「利益センター」になった場合」
それから、「これはこうしたらいかがでしょう」
という自分の意見に耳を傾けてもらえます。
自分に発言権があるのは自分が会社の
「利益センター」だからですよ。
会社に貢献しているからです。
社長がバカでなければ、
そのことに気づいています。
そういう人材を大切にしない
会社は滅びます。
・自分が「利益センター」になったにも関わらず、
どうしてもお互いに「それでいいね!」と
折り合えなかった場合
まあ通常はこれも家族の為と
「我慢して」働く人が多いと思います。
さぁいよいよ「我慢も限界」にたっしました。
2つの選択肢があります。
一つは「辞表」を懐に秘めて、仕事のことが
よくわかっている「利益センター」として
自分の実にまともな意見をぶつけます。
「辞表」を懐に秘めていると
覚悟が違うのです。
そうすると相手に「迫力」が伝わります。
そうすると意見が通る場合があります。
それもダメな場合、
いよいよ「それでいいね!」という合意点が
出せない状況になってきました。
その時は「お世話になりました。」と
辞表を提出します。
その時自分は「利益センター」ですから、
その仕事をどうやればうまくいくのか
知っています。
その能力を元により自分の権限を
認めてくれる他社に転職するか、
自分で仕事を始めることになります。
経営者というのは、自分の会社の利益に
ついて極めて敏感です。
この人材は「利益センター」であると
いうことがわかれば即採用されます。
会社というのは利益をあげたいのですから。
実は以前仕事をしている時から、
自分の給料の何倍も会社を儲けさせようと
働いていると、仕事も覚えますし、
その仕事ぶりを見た他社の社長さんから
「うちに来ないか」と誘われることも
よくあります。
それはその「仕事ぶり」が評価されたわけです。
いずれにしても「今の給料」に関係なく、
仕事を楽しんで自分を
「利益センター」にしていると、やがて
自分にふさわしい仕事場が見つかってくるのです。
だからいずれにしても、自分を「利益センター」に
どんどん成長させることなのです。
そのためには「人のマイナス面」を考えていても
何も自分の成長になりません。
赤提灯でグダグダ上司の悪口を言っても
何も自分の人生は変わらないのです。
今の会社が嫌なら嫌で、どうやったら
待遇がかわるのか、よりよい転職ができるのか。
その交渉力を身につけるためには、
いずれにしても、自分を
「利益センター」にすることなのです。
「コストセンター」の人材を切っても会社は
痛くもかゆくもないのです。
「利益センター」の人材を失ったら
会社は打撃です。
だから交渉力が出るのです。
・ポイントはあくまで「自分の成長」に
注力し続けること。
さてここまで見てきたポイントは
新入社員の時から、あくまで
「自分の成長」に注力していることです。
その会社に入社した時には、お互いに
「それでいいね!」と合意に達していたのです。
その合意が続く間もあくまで「自分の成長」に
注力し続け、その合意が情勢の変化で
お互いに「それでいいね!」と
合意できなくなったらどうするのか。
「今までありがとう!」と
感謝して去るんですよ。
基本はそれしかありません。
それをね。
相手が変わればいい。
相手を変えようと努力する。
相手を変えようと圧力をかける。
文句を言う、大きな声をだす。
そういうのは不毛な努力です。
人間関係の不幸の源泉です。
相手にこうしてほしいと期待すること。
相手にわかってほしいと期待すること。
相手にこうふるまってと期待すること。
人間関係の不満の原因です。
まあやってみてください!(笑)
これが不毛な努力であり、
果てしない不満の原因であることが
理解できるまでやってみてください。(笑)
人は変えられない。
人には期待しない。
この立場でやっていける自分にならない限り
人間関係の不満から永遠に
逃げられないということを見抜くことです。
・全ての不満は、「誰かに何かを期待すること」
によって生じているのです。
最終的に不満を根元から絶つには
不満というものを人生から完全に
追放するには、「誰かに何かを期待すること」
自体をすべて落とすことしかありません。
逆に言えば「誰かに何かを期待すること」
なく存在できる自分になることです。
その不満は、実は自分がまだ
「誰かに何かを期待すること」なく
存在できる状態ではないということを
教えてくれているだけなのです。
・人に何かを期待されることなく、
誰かに何かを期待することなく生きること。
これが究極の自由ですよ!
これが究極に不満のない状態です!
だって、誰にも何も期待してないのですから!
「こういうのってどう?」「それでいいね!」
お互いに「それでいいね!」と思って
分かち合えるなら、分かち合えばいい。
まったく問題がなく、すごく楽しい。
以上です。