若き頃の思い出がよみがえる・・・。
・・・単に歳を取っているだけであるのだが・・・
さてっ、カメラ!

根が貧乏性なのか・・・
未だにフィルムカメラは処分できずに10台ほど持っている・・・。
デジカメは5台。
買い換えた回数はデジカメのほうが多い・・・。
フィルムで撮影している訳であるが、やはりニコンが良い。
ニコンのカメラというよりレンズが良いのである。
元々・・・キヤノンのマニュアルカメラで撮影していたのだがAFのEOSシリーズになってからは・・・
とくに最近のキヤノンEFレンズは自分のフィルムイメージに合わないような???
キヤノンのEFレンズといえばとにかくシャープな写り。
口径の大きなマウントのおかげでレンズ設計に余裕があるように思える。
がっ!最新のEFレンズは・・・
あまりのもシャープ&コントラストが高いためにフィルム撮影には向かないような???(=ツッコミ無用!)
ここで単純な比較は大変危険なのだけど
比較してしまおう!
いずれもフルサイズデジ一眼でのチャート撮影
まずはキヤノンのCanon EF 24-70mm f/2.8L II USM

焦点は50ミリのF2.8開放
中心はカリッとシャープ。コントラストも十分高い。
このレンズは単焦点レンズを超えているようなきがする。
デジタルのためのようなレンズ!
一方、同等品のニコンNikon 24-70mm f/2.8E AF-S VR

若干・・・甘い・・・コントラストも低め・・・。
もちろんデジカメなので使用するカメラによって結果が変わるのであろうが、意地悪な単純な比較。
EFレンズのほうに軍配が上がる・・・デジタルではね・・・
現行品のポジフィルムであるフジクローム Velvia 50というのがある。

1990年の発売以来、「至高のポジフィルム」とされてきた。
がっ!
私、写真人はほとんど使った事がない。
発色が濃く、コントラストも高め!
いかにも印刷物向きのフィルムといった感じだった。
この「^Velvia 50とキヤノンのEFレンズの組み合わせは最高~・・・」などと囁かれていたが・・・果たしてどうだろうか!?
印刷物にベストマッチであったがプリントしてみるとシャドー部は潰れ気味で無駄にコントラストも高い。
なかなか思うようにディテールが出ないのに困ったものだった。
一方モノクロではコダックのT-MAX400というフィルム。こちらも現行品である。

T粒子乳剤の導入でよりシャープによりメリハリのついたモノクロフィルムとして発売された。
がっ!
確かのシャープなのであるがこちらもEFレンズとの組み合わせになるとハイライトが飛び気味というなかなか一筋縄ではいかないフィルムである。
まぁ~・・・今風の・・・
シャープでコントラストの高い写真が好みの方にとっては
デジタルでもフィルムでもキヤノンのEFレンズにケチのつけようはないと思われる。
がっ!
私、写真人はやはりボヤ~っとした写真が好きなのである・・・普段ボヤ~といているせいであるが・・・。

撮影はニコンのF4とAF35-70 F3.3-4.5という今では激安の機材。
撮影はいつだが忘れたが数年前の湘南の海岸で撮影してもの。
バイクの二人乗り・・・こちらもバイク・・・首からぶら下げたカメラでパチリ。
写真になんの意味はない・・・バイクに乗ったかわいいおねぇ~さんというだけ・・・

フィルムはコダックのTri-X。

わずかに減感現像をしてある。
決してバキバキ・・・シャープな写真ではないが・・・
バイクのライト、おねぇ~さんの黒いシャツ・・・
いずれもディテールが差ほど損なわれていないとおもう。
デジタルなら処理してしまえば簡単なのだがフィルムだとなかなか決まらない。
しかし、撮影、現像の合間で決まった時の嬉しさはデジタルの数倍のように思える。
これがフィルムの楽しいところ・・・簡単には写真が決まらない。
だから撮影、現像(モノクロの場合)に時間がかかるし、悪い頭の使わねばならない・・・。
何より・・・今となってはバカ高い最新のデジ一眼や最新のレンズを組み合わせなくとも
チィ~プな組み合わせで楽しめるのがよい。
・・・フィルムの値段は2~3倍に跳ね上がているが・・・(汗)
ヒマ~~~~なお方は是非、フィルムカメラをお試しあれ!
持っていなくても中古で1万円もあればそろうはず。
是非是非!