”平成生まれ女子・不肖の弟子二号”を連れ美浦トレセンへ向かう。
トレセンに入るや否やのショット。
不肖の写真

私、写真人の写真

・・・アホ(?)二人して同じ写真を撮っている・・・
この不肖・・・若くて可愛いだけで・・・私、写真人好みではない・・・平成女子!
とりあえず・・・厩舎へブチ込む!
撮影のお世話になる厩舎はいつものお馴染みの厩舎。
日曜日と言う事もあり・・・調教師不在の厩舎が多いが皆様・・・快く撮影に協力してくれた・・・感謝、感謝

「きゃ~~~!お馬ちゃん、可愛いぃ~~~

・・・などと・・・たわけたセンスは持ち合わせていない不肖。
お目目がクリっとしたお馬ちゃんは可愛くて当然なのである!
その辺はそれとなく理解している不肖。
スタンドで写真を撮らす!
「青空を青く撮るにはどうすれば良いんですかぁ~・・・」
「露出を変えれば良い」

基本・・・写真のテクニックについては何も語らない私、写真人。
「写真は技術ではなくセンス」だからであるっ!
まぁ~その事は不肖も心得ているようでほとんど技術的な事は尋ねてこないのだが・・・。
その辺が私、写真人と似ているところ・・・とにかく・・・カメラで写真を撮る。
とっ!
日曜日のトレセン!
当然・・・マスコミ関係者はほとんどいない・・・というより・・・カメラマンは広いトレセンで我々二人だけなのである!!
あまりにマスコミ関係者がいないと・・・それはそれで不安になる私、写真人・・・。
がっ!
いつものマスコミ関係者らしからぬ・・・不肖・・・しかも・・・競馬社会には珍しい・・・”平成生まれ女子!”
やたらと愛想の良い調教助手さんたち。
馬に乗ったところを不肖がカメラを向けると・・・ピースサインを送る若い助手さん達・・・

・・・不肖に向けたピースサインを撮る不肖・・・。
・・・あまり・・・見かけない光景・・・しかも・・・見ず知らずの不肖にピースサインなんて・・・。
私、写真人なんて・・・どんなに親しい助手さんでもピースサインなんて向けられた事などない!
こちらからリクエストしてもしてくれないのに・・・
”競馬での女子力”恐るべし!
こんなに素敵な表情を出すのかっ・・・いやっ・・・引き出すのかっ!?
もう少し・・・アップで撮れば良かったのだが・・・(汗)
人物撮影で”被写体をリラックスさせて撮る”というのは結構大事で不肖のバヤイ・・・自然にできてしまうから・・・さすがに女子力であるっ!
昭和生まれのオッサン・私、写真人ではかなり和まないとこんなショットは撮れない。
とっ、言うより!
”トレセン関係者・平成生まれ女子に甘すぎ!”
女子に甘い関係者から離れお馬ちゃんの撮影へ・・・フンっ、フンっ!!
「夏ですねぇ~・・・」のんびりとした口調の不肖。

お決まりのショットを撮影していた。
”某・M厩舎”をお邪魔する。
ここにはちとクセのある牝馬がいる。結構馬房の中でせわしなく動くお馬ちゃん。
これを撮影するにはなかなか難しい。
「このお馬ちゃんを撮ってみろ。楽しい写真が撮れるぞ!」
細かい事は言わずに不肖を野放しにし撮影させる私、写真人。

今日の不肖の服装・・・身体がダブダブに見える・・・。もっとタイトな服は着れないのか・・・身体の線が浮き出るような・・・って・・・完全にヘンタイ・私、写真人の好みだったりするのだけど・・・


右へ左へと激しく首を降るお馬ちゃん。
なかなかのショットが撮れている。その調子、その調子・・・私、写真人とどこか写真のセンスが似ている不肖。
やはり・・・写真はセンスで撮るものなのである!
とっ!
その横で大人しいお馬ちゃんの撮影をする私、写真人。

”写真は技術で撮る!”
というのはマニュアル・フィルムカメラでの撮影・・・昭和の時代の話で・・・
”誰でも簡単カメラマン!”
の平成の世は写真はまさにセンスで撮る時代なのである。
だから・・・余計に平成生まれ女子の不肖にはカメラ・写真の技術的な事は一切何も言わない。
ただ・・・撮影するだけである。
とっ!
ふと目を離すと不肖がいないっ!
迷子になるのはどうでも良いが・・・厩舎の皆様にご迷惑をかけては大変なのであるっ!!!

「福島土産のお菓子とお茶を厩務員さんに頂いちゃいましたぁ~」
のんきに厩舎で休憩を取る不肖!
とっ!!!!
厩舎でも”平成生まれ女子パワー炸裂!!”
ベテラン厩舎員さんにお菓子とお茶の差し入れを受けている!
”保護者”よろしく・・・厩務員さんに深々と頭をさげてお礼を述べる・・・。
というより・・・やはり・・・助手さんのみならず・・・厩務員さんまで女子には甘いのである!!
私、写真人なんて・・・撮影中に差し入れなんて受けた事はないのだが・・・・(涙)
”トレセン関係者・平成生まれ女子に甘すぎ!”
はぁ~~なんたる事よ・・・初めてのトレセンでこんなにかわいがられるとは・・・羨ましい・・・

がっ!
”若い女子力”というのは競馬に限らず、どの世界でも大事だと考える私、写真人。
よく・・・”女・子供”と卑下した言い方をするが・・・この女・子供が社会発展のためには不可欠なのである!
”滅び行くオッサン”はもはや化石になるしかないのである!
男社会の競馬の世界でも最もな話でこれからも関係者、ファン・・・そしてマスコミにも若い力には期待するのである!
オッサンである私、写真人は・・・週末の馬券に大きな期待を寄せる・・・。

って!おいっ!不肖!
勝手に私、写真人の写真を撮るなよ!
まだ五万年くらい早いぞっ!