ニコンのフルサイズカメラゲット!? | そうべいのブログ

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この春はカメラメーカー各社、新製品を発表している。
特筆なのが、ニコンとキヤノン・・・。

”フラッグシップ的カメラ(最高級カメラ)”はここ十年で何度かモデルチェンジをしているが、価格は全く下がらない・・・。常に50~60万円ほどの値段・・・。

”デジタルものは進化と共にユーザーが届きやすい値段になる!”

というパソコンや携帯電話等で言われている一般論的な法則はデジカメには全く通用しない。
特にパソコンなんて10年前と比べるとスペックは格段に進歩し、価格は半分以下に抑えられている。
にもかかわらず、デジカメ・・・特にフルサイズとなるハイスペック&高価なデジカメはスペックは進歩を遂げているが、価格はここ数年いつも同じ・・・PCパーツは10年前の半分以下の値段のはずなのだが・・・。

そ~ゆ~意味では元々カメラメーカーではない、パナソニックやソニーなんてがんばっているといえる。
適正に近い・・・ハイスペック・ローコスト・・・。
これら”家電&電子”メーカーにカメラメーカが食われているのもうなずける!?

まぁ~良い・・・基本・・・アメリカで写真を始めたので日本のメーカーの戦略なんて興味ないのだけど・・・。
写真なんて写りゃ~良いのだっ!


でっ、カメラ!
買いましたですよ・・・フィルムカメラ・・・当然、ヤフオク(Yahoo!オークション)で!!
イメージ 1

発売当初は10万円以上したカメラ・・・数年前まで中古でも5万円以上したカメラ・・・。
それが今ではオークションで送料込み・8800円!!
ニコンのF100というフィルムカメラである。
もちろん、今風に言うと”フルサイズ”・・・当然かっ!?
中古とは言え、問題なく使える・・・ハズ・・まだ撮影していないのでわからないが・・・

でっ、当然このままでは撮影できないのでフィルムも買う。
イメージ 2

買ったのはILFORD(=イルフォード)のHP5PLUSというイギリスのメーカーのフィルム。
長年コダックのフィルムを使ってきたのだが、今後の事を考え(=会社がいずれ消えるかも???)、メーカーを切り替えた。コダックは”合理的なアメリカ人”の会社・・・今日までは無事に営業していても明日になったら”もう~やぁ~めた・・・売れないフィルムなんて作らないよっ!”となるかも知れない・・・。
まだ、”職人気質&スノッブ(見栄張り)なイギリス人”の会社なら意地でもフィルムを作ってくれそう?!

写真のフィルムは”長巻フィルム”と呼ばれ、己でクルクルフィルムを巻いて一本、一本作るフィルム。
実に経済的(=単に安いだけ!?)
この箱のフィルム一本で約36枚撮り20本のフィルムが出来る。

キヤノンのレンズを使っているのだが、最近のキヤノンレンズは設計がデジタルカメラに特化しているためか、コントラストがやたらと高い。コダックのフィルムの特性もややコントラストが高めなので私、写真人好みのモノクロ表現が出来ない・・・。昔はコダックのフィルム&安いレンズでなかなか良い味だったのであるが・・・。

昨年の秋に大幅な値上げをしたコダックからイルフォードに乗り換えた・・・ビンボ~人丸出しの理由があるのだけど・・・。


競馬写真でいち早くデジカメに移行したのは私、写真人と福岡在住のカメラマンしげちゃんの二人。
新聞社は当然、会社の機材変更で早くから導入していたようだが・・・。

「そんな写りの悪いデジカメで仕事になりますの!?やはり写りはフィルムが一番でしょ!」
なんて能書きを垂れ流していたボンクラカメラマン連中も今では全員デジカメ・・・

あと1,2年もすればフルサイズデジカメが主流となるだろう・・・。
ただ歴史の浅いデジカメの分野・・・これからもっともっと進化を遂げるに違いない・・・。
人生の折り返し地点を超えたオッサンである私、写真人は、デジカメの進化に追い着く事はできても、デジカメ本来の可能性を試す事は出来ないのではないかと考える・・・。
かわいい我が子達がオッサンに近づいた頃に成熟を迎えるのではなかろうか・・・。

ならばとフィルムで我が人生を終える事を決める。

我が子達よ・・・これからのデジカメですばらしい写真を残しておくれっ!
「こんなデカイデジカメはいらないよっ!安くて小さくてデジカメが一番・・・。」
などとデジ一眼に興味を示さない我が子達の要求を、今後カメラメーカーはかなえる事ができるのかっ!?

さぁ~って、この週末は川崎競馬場に続き、中山競馬場で写真を撮るぞっ・・・一本200円で買ったカラーネガフィルムで・・・