ゆとりのない”ゆとり世代”?! | そうべいのブログ

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あいてててっ・・・今日、朝起きたら膝の関節、手首の関節が少々痛む・・・。
ちょっときしむ感じ・・・。寒いせいだろうか・・・歳のせいだろうか・・・。
先日、NHKの「ためしてガッテン」でも”40代以降の関節の痛み特集”なんてやってたなぁ・・・。

オッサンに厳寒期はつらいっ!

ではないっ!

バイクでこけた

何年ぶりかの失態・・・いままで覚えているだけでも20年以上バイクにのっていてこけたのは数回あるかないか・・・。
今回のはスゴイッ!

ハンドルロックをしていたのを忘れそのまま始動・・・そのままこける・・・
ウインカーの割れを気にしたがたいした事はなかった。マフラーやその他の装備も無傷。

がっ!

この曲がりよう!
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バイクの重量(150キロ)プラス私、写真人の体重(78キロ)、合計200キロ以上がハンドルの一点にかかった感じ・・・こうしてみてみると、ほとんどオートレースのバイクのハンドルのよう・・・

DAYTONA”デイトナというメーカーのお気に入りのハンドルだったのに・・・。お手ごろな値段でサビに強い。
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あぁ~あ・・・泣いても仕方ないっ・・・修理せねば・・・。

自宅から歩いてすぐのところになじみのバイク屋があるのだが、夜になってしまったため翌日に・・・。
多分、ハンドル代(=今度は安いものを買う3500円ほど)&工賃(4~5000円ほど)、しめて1万円でお釣りがくるだろう・・・。高くはないが、安くはない・・・。

こ~ゆ~不慮の事故による出費の場合、この週末の馬券で回収することにする!?

翌日、安いハンドルバーを買いに”某大手バイクパーツチェーン・N店”に行く。
なじみのバイク屋だと値段の差はないのだが、ほとんどの場合、パーツ取り寄せに1週間~10日程かかる。
パーツだけ量販店で買い、取り付けはなじみのバイク屋に頼む。
何かのときはあれこれ融通が利くのがなじみのバイク屋の利点。

とっ!

いつもは混んでいる量販店の修理ピット(=修理交換作業場)が空いていた。待ち時間、0分!
寒いと皆バイクに乗るのを控えるので買い物客はいれど、作業を頼むお客は少ない。
・・・とっ、いうよりド平日にバイクのメンテナンスにくるなんて、学生か限られた人種なのだろうけど・・・。
工賃を聞いてみると4200円(税込み)との事、安いので早速頼むことにした。

缶コーヒーを飲みながら待つこと15分・・・店内放送で呼び出される。
「ハンドル交換でお待ちの写真人さま、ピットまでお越し下さい・・・」
いやぁ~若いおにぃ~ちゃんはテキパキして作業が早い!
なじみのバイク屋のオッサンじゃ~こうは行かないっ(=失礼っ!)
受けて出てきたのはつなぎの似合う20代後半の私、写真人好みではないおにぃ~さん。
「・・・写真人様ですね・・・。ハンドルの交換なのですけど、アルミのアーム(ハンドルを支えている土台)のネジ山が4本中1本少々腐食しており固くなってます。脱着は可能なのですが、ネジ山が緩くなり締りが悪くなりますね。このままでは不安定になりますので、ハンドルの交換は出来かねるのですが・・・。」
「えっ、そんなにヒドイの!?一本くらいどぉ~って事ないでしょ!どうせこのバイクも乗ってあと1,2年だし・・・。
ネジが締まらないようならがっちりネジ止めしてもらっても良いけど・・・。」
「ハンドルはバイクにとって命ですからね・・・。万が一を考えると危険かと思われます。修理の方法としては、
ハンドルを支えているアーム部分を新品のパーツに変える事ですね。そうすればネジ山の不安も解消されますよ。」
アーム部分とはこの部分である。
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値段を聞いてみるとアーム部分のパーツが12390円、交換工賃が9450円、しめて21840円!
プラス、ハンドル代3390円、交換工賃4200円、トータル29430円!!!
「おっ、おっ、おにぃ~ちゃん、たったネジ一本くらい何とかならないのっ!?アルミなのでネジ山をあたらしく削るとか、1ミリ大きめのネジで締めるとか・・・。ネジ止め剤で完全に固めてしまうとか・・・。」
「う~ん・・・難しいと思いますよ。仮に出来たとしても、ハンドルは常に使う部分なのでいずれガタが来る可能性もありますし・・・。アームの部分は他のバイクに比べ若干お安いのでこの際に交換しておくと安心ですよ・・・。」

「そりゃ~”安全第一・作業敏速”でわかるけど、たったネジ一本が原因でそんなに金をかける人はいないでしょ!・・・何とかならない・・・困るなぁ・・・。」
と私、写真人・・・。私、写真人同様におにぃ~ちゃんも困っている。

「幸い、この週末はバイクを使う予定がないので、とりあえずハンドルだけ買って帰ってまた連絡するよ。」
”連絡するよ”と言っておいて、連絡したのはなじみのバイク屋のオッサン!
「あぁ~その程度なら何とかなるよ。とりあえずネジが外れるのならハンドルの交換は出来るよ。ネジが緩くてはまらなかったら、ネジ山新しく作れば良いし・・・。何とかならなくても何とかするよ!」

購入したハンドルを背中に差して、なじみのバイク屋にGO!購入したハンドルを渡し、修理を頼む。
「すぐ出来るよ・・・この程度ならね・・・。」
自宅待機すること1時間半・・・結構時間がかかる・・・この辺が”オッサン時間”である!!
「ネジ山も新しくしておいたので、これで当分はガタが来ることはないはずだよ。他に壊れているところもないしね」
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きれいになったハンドル・・・修理代は5040円・・・。


しかし、最近の若いおにぃ~ちゃんは融通が利かないなぁ・・・。
まぁ~私、写真人がオッサンだからあれこれ注文がうるさいってのもあるのだろうけど・・・。
オッサン→オッサン=融通が利く
オッサン→ゆとり世代=融通が利かない。

20代のゆとり世代・・・社会に出てゆとりがないのか、仕事の現場ではマニュアルどおりの人間が多い。
ネジ一本の不具合で3万円近く払う客はいないと思うのだが・・・。

がっ!

こうした量販店の場合、お客もゆとり世代(20代)が多いのでゆとり世代店員の発言には柔軟に対応してしまい、
3万円近い修理代を払うお客もいるのだろう・・・。オッサンはゼッタイこんな金額払わないが・・・。
こうした店と客のやり取りが今回のバイクパーツ量販店も含め、カーディーラー、家電量販店、衣料チェーン店、ファミレス、コンビニ等を栄えさせているのではなかろうか・・・。

ゆとり世代⇔ゆとり世代=融通が利く。

私、写真人はビンボ~&オッサンなので本来なら”ヤフオク”で中古パーツをあさり自分で修理するのだけど、さすがにハンドルの不具合では何日も待って修理するわけにも行かない・・・。

皆様も医者と弁護士・・・そしてバイク屋は”なじみ”を作ったほうが良いですよ・・・何かの時に役立ちます!?



追記
今回の”某大手バイクパーツチェーン・N店”だが、違う店舗で以前ブレーキパットの交換をお願いしたとき、
対応してくれたピット作業の店員さんが私、写真人と同じくらいのオッサン(=失礼っ!)で・・・
「ブレーキパットの交換は必要ないですね・・・。むしろパットを支えているキャリパーのグリスが切れているようなので、簡単にオーバーホールしておきましたよ。購入したパットは次回交換時にお持ち下さい。今回の工賃は1050円で結構ですよ。」
と柔軟に対応してくれたのだが・・・。こうした店員さんはチェーン店のキモである”人件費”の問題でもっと待遇の良いところに移ってしまうのだろう・・・事実、半年後にはこのオジサンはいなかったが・・・。
若いおにぃ~さんならまだ十分使えるブレーキパットを交換して、簡単なオーバーホールなんてしてくれないのではないか・・・と勘ぐってしまう私、写真人なのである!?