現代”デジカメ写真”の基礎知識!? | そうべいのブログ

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最近のデジカメの進歩は目覚しく、”いずれサルでも簡単にきれいな写真が撮れるのでは???”と思ってしまうくらい???
こと競馬のゴール前写真なんてそのうち”無人カメラ”が撮影するのでは・・・と思ってしまうくらい”お茶の子さいさい!”なのである。
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あとは競走馬と騎手の表情で決まる。

菊花賞の翌週、”某・「優駿」”で活躍しているカメラマンのマスターと菊花賞を振り返る・・・。
「マスター君、菊花賞のゴール写真・・・どうだった!?」
「余裕のゴールのオルフェーヴル、池添は早めに腰を上げちゃうしイマイチだったよね・・・。4コーナーの写真のほうが良かったみたいよ・・・。」
・・・なんて会話をする。

”単なるゴール前写真”はこのように特別な技術がなくても最新のデジカメ機材をしようすれば、
我が子・長男12歳牡馬でも撮影が可能なのである。

・・・なんの変哲もないゴール前写真・・・。

そのことは私、写真人より数倍も良い大学をご卒業で賢い(=褒めor嫌味!?)出版社にお勤めの方々はご存知で、出版社的にはほとんど大した評価が下らない。
”誰でも撮れる競馬ゴール前写真”というのがもはや出版社の定説となっている。
フィルムカメラで撮影した頃は、己で露出を決め、ピントもマニュアルピント・・・。
きれいな露出で競走馬の腹帯の縫い目までピントがバッチリきた写真なんて結構評価が高かったりしたのだが・・・もちろん、そ~ゆ~写真は雑誌のグラビアをかざり・・・かつ・・・ギャラも良かったりした

デジカメの進歩が右肩上がりとは反比例にゴール前写真のギャラは左肩下がり・・・。

元々、競馬写真は厩舎写真から始め、ゴール前写真が苦手な私、写真人・・・。
”写真機材の進歩が進めばこ~ゆ~結果になるだろうな・・・”なんて事はビンボ~美学生時代から思っていた・・・昔も今も変わらない・・・ビンボ~なのは・・・ではなく、競馬写真に関する考えは

たまぁ~~に競馬ファンの皆様が競馬場で撮影なさったゴール前写真を拝見するが、皆様大変上手に撮れている。20年前のフィルムの時代なら即・プロカメラマンになれたのであろうが、
デジタル時代の現代では無理な話でブログやWebにアップするのが精一杯である。


先日「某・UMAJIN」の我が担当になりつつあるO君から電話。
「写真人さんお久しぶりです。2,3ゴール前写真をお借りしたいのですが・・・。ゴール前写真で申し訳ありません・・・本当は「某・最強~」を飾っているようなかっちょ良いお写真をお借りしたいのですが・・・。」
最近はプロカメラマンにゴール前写真を借りるという行為はちょっと気が引けるようである。
・・・何せ、大したギャラが払えないから・・・。
ギャラが安いからと言って文句は言わない・・・むしろ大歓迎な私、写真人!
お金を頂くだけでもありがたい・・・感謝、感謝・・・雨あられ・・・いくつになっても謙虚でなくてはならない私、写真人・・・アーメン・・・合掌・・・千人の境地・・・

情報化社会の中で競馬をエンジョイなさっている競馬ファンの皆様も”今さら・・・ゴール前写真なんて・・・”と思っていらっしゃる方々も多いのではなかろうか!?
ゴール前写真なんてWeb上で検索すればいくらでもころがっているし・・・何より・・・”タダ(=無料)”で観覧できる。

どうやって競馬ファンの皆様に競馬場で撮影した写真で感動を与えるか?
競馬を知らない皆様に競馬の魅力を伝えるか?

デジタルカメラの進歩すればするほど、実は競馬場ですばらすぃ~い写真を撮るのは難しくなってきている。
まぁ~そんな事、お構いなしの他の競馬カメラマンは毎週のように機材自慢ばかり
・・・最近は相手にしていないので良いけど・・・

さて、行くたびに鬱になる(?)美浦トレセン。
今週はなかなか美人馬(?)の撮影。”マイネル軍団(=ラフィアン)”の牝馬なのだけど、ラフィアンの牝馬は何故か皆、かわいこちゃん&美人が多いと思うのは、愚かな私、写真人だけだろうか???
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(=「お前だけだっ!」by天の声)