
大分→羽田は約一時間半のフライト。今年は三往復している・・・12月の香港競馬に行く金がないなっ
あっさり万馬券を的中させれば問題ないのだけど・・・。
でっ!
オヤジの位牌も持って帰った。

ご先祖代々の位牌は大分の実家の仏壇に・・・。真新しい位牌は我が家へ・・・。
”位牌分け”である・・・お坊さん曰く”特に問題はありませんよ・・・どちらも念を入れておりますので・・・”との事・・・。
当然、我が家には仏壇なんてないので位牌のみっ!線香の代わりにオヤジが大好きだったタバコを・・・。
もちろん、酒も忘れない・・・合掌・・・。
・・・うむっ・・・毎日線香の代わりにタバコではヤニがつくな・・・線香立て&ろうそく立てぐらいは買うかっ!?
昨日は文化の日!
大分の実家にいたのでこのチンケなブログの更新がままならなかったが、是非見に行っていただきたい写真展の紹介を・・・。
横浜市民ギャラリーあざみ野(アートフォーラムあざみ野)で行われている写真展。

韓国人写真家のクォン・ブムンさんの写真展・「SABSU-山水-」である。

詳しくはこちらから・・・。
カラープリントの作品なのだが、とにかくでかい!
A3、半切、全紙などという既製のサイズではなく、187.2cmX480.6cm、237.6cmX507.6cm等々・・・。
すべてカラープリントなのだが、モノトーン調にまとめられた写真。
”原色好きの西洋人”にはない”禅アート的な東洋人”の趣がある。
とやかくこのブログで語っても仕方がないので、興味のある方は是非!!
会期は11月13日(日)まで(毎月第4月曜日・休館)。入場料無料。
もちろん私、写真人、すでに行っているのだけど、来週も行く予定・・・”入場料無料”なので2回は行くかっ


何度かこのブログでも言っている事だが、海外の作家の写真は大変興味深い。
日本は写真関係の機材、世界シェアー7割以上を生産している国なので写真そのものより、国民の写真機材に対する興味の方が大きい。
”今度のデジカメは写りがすごい!とか、
”今度のレンズはすばらしい描写!”とか、
”今度のコンデジは扱いやす!”とか・・・。
機材について語る方々は多いが写真について語る人間は実に少ない・・・。
特に競馬カメラマンの世界は顕著で皆、機材の話ばかり・・・
・・・写真展を観覧したり、写真集を買う競馬カメラマンなんて皆無であろう・・・。
”機材自慢のボンクラ競馬カメラマン!”(・・・これはちと言いすぎかっ!?)
海外の写真作家にとっては撮影機材は単なる道具でしかなく(=当たり前なのだけど・・・)、ほとんどのメーカーは”Made in JAPAN”・・・。
日本人ほど細かい撮影機材へのこだわりはない。
”何で撮ったかっ!?”より”何を撮ったかっ!?”が重要なのである。
デジタル化が進み、海外の作家は以前より難しかった写真を撮るという行為より、写真を撮るまでのコンセプトを重要視する傾向がある。
写真を撮った瞬間より、そこへ行くまでのプロセスを写真に取り込む。
今回の韓国人写真家のクォン・ブムンさんも元は報道カメラマン。
時間を表現するために目にした数多くのシーンを写真に収めてきたのだが、ある日その行為に疑問を持つ。
”時間以外の何かを表現したい。自分が思う感情を写真に表現したい。”
そんな気持ちが現れている気がする。
今回の写真展”SANSU-山水-”もそんな彼の写真表現の一つ。
”どんな機材で撮影したのか・・・”
”どこの風景を撮影したのか・・・”
”いつ撮影したのか・・・”
なんていうチンケな疑問は吹き飛んでしまう。
写真を見た人が各々何かを感じ、クォン・ブムンさんの写真の虜となれば良い。
・・・それに引き換え・・・競馬の写真なんて・・・。

この写真に何の意味があるのやら・・・。
少なくとも馬券は外したに等しいので何の感情ない最新のデジカメが”撮ってくれた”画像でしかないのだけど・・・。
まぁ~良い・・・ごくわずかなこのブログのファンの皆様が喜んでくれれば良いかっ


