だから馬券はあまり買わない・・・。
がっ!
レースはきっちり見ておく。
特に新馬=デビュー戦というのは大切で将来を占う大事な一線。
・・・最近・・・関東の新馬戦ではロクな馬がいないけど・・・。
過去には新馬でほれ込んでここ一番・G1レースで馬券を的中させた馬が数多い。
サニーブライアンの皐月賞・ダービー。
早くから大成すると見込んでいたサクラローレル。
ダービーに出れば100%一着と踏んでいたエルコンドルパサー。
・・・等々・・・いずれも20世紀の名馬・・・ちと古いのだけど・・・

新馬で唸る競馬をした馬にクズ馬はいないっ!!
・・・なんていうのは20世紀の話で、最近ではトレセンで普段の調教より育成場での調教が主流。
新馬であらぬ競馬をしても休養をはさんで馬ががらっと変わり強くなる場合が多々ある。
その点ではブエナビスタの新馬を東京競馬場のモニターで見ていたのだが、3~4コーナーでフラフラ・・・。
一番人気で負けたのだけど”とてもじゃないがそんなに強い馬じゃないな・・・”なんて思っていた。
・・・いまだにそのイメージが拭えなかったりして



むしろ勝ったアンライバルドの方が強い・・・”皐月賞はこの馬だっ!”・・・なんて思ったりもして・・・
その後、アンライバルドは皐月賞を勝つも惨敗続き・・・。
たいした馬ではないと思っていたブエナビスタはG15勝、国内3着以下なし・・・。
でっ・・・オルフェーヴル!

写真は新潟での新馬・・・。三冠馬の場合、三冠レースも大事だがデビュー戦の写真も大事。
結構遊びながらのレースだったがみごと一着・・・口向きが悪そう・・・というより気性に難ありかっ(=ツッコミ無用!)
・・・実はゴール後、騎手の池添を振り落として怪我を負わすのだけど・・・。
兄のドリームジャーニーとは違い、栗毛なので父方のディクタスの血が騒ぐのか・・・はたまた、母方のメジロマックイーンの血が騒ぐのか・・・気の良い馬ではなさそう・・・。
注目していた京王2S。

返し馬でも二人引き・・・かなり気の強い馬と見た・・・というより素直じゃなさそう・・・
レースではきっちりカメラのファインダーから消えて行く・・・。

”とてもじゃないがこんな性格じゃ~ダービーなんて長い距離は無理だな・・・。血統からいっても古馬になってから強くなるタイプだなっ・・・”・・・なんて知ったかぶったりして・・・



”まぁ~当分はマイル戦が主だろう・・・”なんてアホ丸出しだったりして・・・。
馬券は皐月賞では念のため押さえたが、ダービーでは自信を持って切り!
でっ・・・先日の菊花賞。
秋緒戦の神戸新聞杯を中継で見たときには”随分、馬(=オルフェーヴル)が大人になったなぁ・・・ちと怖いかも・・・”なんて思っていたのだが・・・。
菊花賞当日、実際に馬を見て実感・・・二歳時とは馬が違うような・・・。

二人引きは相変わらずだが、馬が落ち着いている・・・。

返し馬も実にスムーズで気合の乗りが良かった・・・。
・・・ひょとすると”ノーザンテーストの血が騒ぐ・・・大一番でファイト一発!・・・かも!?”・・・なんて思ったりして・・・。
がっ・・・考えてみれば”吉田一族生産馬”のほとんどにはこのノーザンテーストの血が入っているのだけど・・・

かなり優秀なタイム(3:02.8)で菊花賞を優勝。
レース後、全くといって良いほど息を切らしていない・・・。

この写真だけみると、レース後の馬とは思えないくらい・・・。
ひょっとするとオルフェーヴル・・・とんでもない馬だったりして・・・

・・・などと、私、写真人が夢想した時点でただの馬で終わる可能性もなしもあらず!?
21世紀の中央競馬は育成場が主な調教・育成の場なので休養をはさんんでがらっと馬が変わる場合がある。
新馬戦の一戦だけではとてもじゃないが将来性なんてわからない・・・。
・・・そういえば・・・”POG小魔王”のロバくんも言ってたなぁ・・・。
「新馬で何馬身もぶっちぎって強い勝ち方をする馬や、レコードタイムで勝つ馬は将来性に疑問符が立つね・・・。
むしろ新馬はそこそこの競馬、未勝利を勝ちあがって2戦目の500万したの競馬あたりを良く見ておいたほうが良いね。最近では有力馬ほどデビュー戦では100%仕上げてこないからね・・・。」
偏見&固定観念の強い私、写真人・・・二歳戦は写真を撮るだけにして、馬の事、馬券の事を考えるのはやめよう!
でないと、何年経ってもクラッシック戦の馬券を取る事が出来ないっ