オークス当日、約束どおり”POG小魔王”のロバクンにランチをご馳走になる。
「写真人さん・・・POG北海道の取材どうでした！？今年はどの辺が良さそうなの！？教えてよ・・・。」
「・・・う～～ん・・・どの辺と言われてもね・・・モグモグ・・・血統無知だから何がなにやら・・・グビグビ・・・。」
「何か現地で”情報”があるでしょっ・・・思い出してよ・・・。」
「・・・モグモグ・・・そういえば・・・モグモグ・・・何かいたなぁ・・・グビグビ・・・。何だっけかなっ・・・何かドイツのアイスクリームみないた・・・イタリアのパスタみたいな名前の馬が良さそうよ・・・。
覚えているのは今年のビワハイジの仔は牝馬っていうことくらいかな・・・ゲップッ・・・」
「・・・・・・・・・。」
無言のロバクンをよそに”スペシャルランチ”をほお張る私、写真人・・・。
「それよりロバクン、今日のオークスはどうなのよっ！」
「・・・一雨降って馬場が渋ればますますピュアブリーゼが怖いね・・・。外枠の不利を克服するかも・・・。今日みたいなメンバー（＝あまり差がない）＆馬場（＝急な雨）だと普段おとなしい馬がペースを乱して、うるさい馬が爆発するかもしれないね・・・。」
「・・・私、写真人のお勧めはエリンコートかな・・・あくまでも穴馬だけどね・・・。乱れそうなオークスには短距離血統がよく似合うでしょ・・・あっ、おねぇ～さん・・・コーヒーお替りね・・・」
食事も馬券も他人任せな私、写真人・・・。
訳のわからんまま、とりあえず降り出した雨もありまったく勝負気配のないヘタレ馬券！
・・・どうしてもピュアリーゼは買えないので枠連という臆病者の馬券を買う。
最後まで度胸を見せることなく購入した馬券・・・的中しても涙である
さてっ、重馬場に強い私、写真人・・・。雨の日の撮影は他のカメラマンが気にする分だけ暴れるのである！
・・・スポーツ新聞社が使っていたカメラ＆レンズは曇ってしまって仕事にならなかったようだが・・・
スタート直後、不安視されていたホエールキャプチャーの出遅れ。
しかしこの後、池添のフォローが実に上手かった”他馬が直線馬場の良いところを通るなか一頭だけ内へ切れ込む。そのままインを進む。ホエールキャプチャ・・・以前、記事にもしたが荒れた馬場は強い！
マルセリーナより外枠だったが、一周目はインをつきマルセリーナより先行している。
この時点でホエールキャプチャ＞マルセリーナの図式が出来上がり・・・アンカツさん・・・手綱絞ってるし・・・
さらにファインプレーなのがヨシトミ先生！
ちらっと内を見ながら外から進む・・・「あれっ、誰も行かないのならオレが行っちゃうよ・・・」
ロバクン理想の展開！
直線、ゴッチャンがフラフラしながら抜け出してきた。
これがビミョ～～～に審議の対象だったかな？？？何て思ったりして・・・これが原因で完勝とは行かず、ゴッチャンのガッツポーズが見れない原因でもあるのだけど・・・。
でっ・・・見事、一着でゴール！
先週、美浦のトレセンで話していた通り、ド派手なガッツポーズはあるのかっ、ゴッチャン！！
カメラのファインダーに飛び込んできたのはホエールキャプチャであった・・・ガッツポーズはなしっ！
雨なので久々に検量前で撮影。・・・普段は撮影原則禁止区域！
暗くてロクな写真が撮れない・・・。
そんな場合は写真をいじってしのぐ。
こ～ゆ～暗い場所ではフィルムの方が雰囲気があって良かったのだけど・・・昔の写真＆オークスを振り返りながら・・・。
期待していた浜中・・・一人離れモニターでレースを振り返る・・・メデタシ、メデタシ（＝あくまでも馬の名前）
負けてしまったアンカツさん・・・大勢の中にいながら一人モニターでレースを振り返る・・・。
背中に男の哀愁を感じる！？
そして、私、写真人もモニターを見る・・・。
ゲッ！！・・・枠連は2770円・・・170円の儲け・・・子供のおこづかいである・・・
直後、ロバクンから電話。
「三連単、当たったんじゃないの！？オレは馬連100円しかなかったけど・・・。」
後に”ユニクロモデル体系・２６７万円の払い戻しを受けたカメラマン”のTクンからメール。
「アニキッ、50万円くらい儲かりましたかいなっ！」
雨が降ると人を迷わす・・・って、あくまでも他人のせいにする私、写真人・・・。
馬連で4万か・・・ちょろっとゴッチャンから流しとけば良かったかな・・・。
・・・でもピュアリーゼは多分買えないのだけど・・・
４月以降、G1はすべて的中させているが、馬券の買い方がマズ過ぎる！！
しょぼい馬連や三連複・・・さらには枠連なんて・・・。
知人の中には先週まで”Win５（５重勝馬券）”をグループ買いですべて的中させている連中がいるというのに・・・。
さすがにオークスの日はハズしたようだが・・・（146,850,110円・的中６票）。
さっ、今週はダービー！
もっとも興奮するレースであり、もっとも相性の悪いレースである・・・ど～しましょっ！！
お祭りのダービーは楽しく行きましょう・・・ってハズすと、ぜぇ～～んぜん楽しくないのだけど・・・