明日のキミ達へ・・・(東北関東大震災) | そうべいのブログ

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我々・・・私、写真人世代のご同輩(’60年生まれ)・・・。
次の世代にはロクなものは残せそうもない・・・とは思いませぬかっ!?

若い頃がバブルではしゃぎ、好き勝手に生きてきたご同輩も多いはず・・・。
私、写真人が最たるものだけど・・・。
21世紀、日本の不景気現元凶は我々”ノー天気”なアラフォ~世代のせいではなかろうか・・・なんて思ったりして・・・

まぁ~良い・・・人生いろいろある。

また、原発事故にもいろいろある・・・。

福井県の原子力発電所・・・・ここでは明細は避けるが・・・もんじゅの事故問題はその後どうなったのだろうか!?
第二次世界大戦後に起こった福井大地震級の地震が起こったら・・・いったい・・・。

まぁ~良い・・・発表されてない原発事故はたくさんある!

いわき市をはじめ余震が続いている・・・。復旧にはあれこれ時間がかかりそう・・・。

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いわき市の薄磯地区・・・福島県で震災の被害の大きかった地区のひとつ・・・。
家族連れが自宅の様子を見に来ている・・・。
「こんにちは・・・釣竿ですね・・・この辺は海水浴場も有名ですけど港もあり釣も有名なんですか!?」
声をかける。
「オヤジが釣船を持ってましてね・・・。船は津波で流されました・・・。親父も・・・津波で・・・。
うちの家族は丘の上にに住んでいたので被害を免れましたが・・・親父の自宅はこの通りです・・・。
ここは親父の自宅だったんですよ・・・」
失礼だが、自宅といわれてどこからどこまでが自宅だったのか分からない・・・。

「おじいちゃんからもらった釣竿なんだ!釣に行く約束してたんだけどね・・・。」
小学校4年生くらいのおにいちゃんが答える。
「釣に行きたかったな・・・。」
今年小学校に入学するのか、すでに1年生なのか・・・かわいい妹が答える・・・。

子供達・・・この現実をどう受け止めているのだろう・・・。
我々大人はどのようにこの現実を伝えればよいのだろうか・・・。
「海は決して怖いものじゃないんだよ・・・。お父さんと釣に行けばいいさ・・・」
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「オジサン達がキミ頃の頃は煙を吐き出す火力発電所は公害なんて言われていてね・・・。工業公害も問題で全国至るところに公害病があったんだよ・・・。水俣病、イタイイタイ病、四日市、川崎市ぜんそく、都心部の光化学スモック・・・。チクロに合成着色料・・・健康に悪いものばかりだったんだよ・・・。でもね、努力して公害はなくなったんだ。原子力発電所も無公害でクリーンなエネルギーなんて言われていたけど、こんな事故になってゴメンね・・・。自然とはこれからも付き合っていかなくてはならないので、地震や津波はまたきっとくる。
でも、このきれいな山や海・・・自然を・・・キミ達自身で壊すことのない社会を作っていってね・・・。
オジサン達はキミ達に悪い事・・・そしてその教訓しか残せなかったけど・・・キミ達のこれからの将来はキミ達が切り開いていって欲しい・・・。オジサン達、大人のマネをしてはいけないよ・・・。」

なんて事は被災者である彼らには言えるはずがない・・・。
我々大人のエゴでキミ達には迷惑ばかりかけてきたからね・・・。


我が子、次男・6歳牡馬は今年新一年生。
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震災の現状も原発の事故の事も良く知らない・・・。知らなくても良い・・・。

私、写真人の祖祖母は第二次世界大戦で最愛の夫(=祖祖父)と息子(=大叔父)を亡くしている。
その祖祖母からは戦争の恐怖や悲劇は一度も聞かされた事がない・・・私、写真人・・・。
・・・でも・・・こんなアホな私、写真人でも戦争の恐怖や悲劇は知っている・・・。
戦争を起こそうなんて思うはずがない・・・。わざわざ教えてもらわなくても分かる事はある・・・。



16年前に起こった阪神・淡路大震災。
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写真は昨日の神戸・三ノ宮駅前の様子。
この町が震災でめちゃくちゃになっていたなんて想像もつかないくらい復興した・・・。
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16年前、震災を受けた子供達は今では立派な大人になり今日の神戸で元気に暮らしている。

我々”反面教師”である大人はキミ達には教訓しか残せなかったが、これからの東北・北関東地方、これからの日本はキミ達の力でどんどん切り開いていって欲しい。
我々大人が唯一残せるのは屍(しかばね)しかないのだから・・・。

「がんばれっ、ニッポン!がんばれっ、子供達!!」



★注意★

ここの記載されている写真と本文は関係ありません。
また、個々の発言についてもあくまでも地元個人の方々意見であり、
私、写真人の意見&いわき市民全体の意見ではないという事です。

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