国枝厩舎のガムランが出走していた。

先週、取材の際、
「国枝さん、是非とも川崎競馬場まで応援にいきますよ!」
「ありがとう・・・でも、ナイターなんだよね・・・この時期に・・・寒そう・・・」
・・・へっ、川崎競馬ってこの時期でもナイターなのっ!?
・・・老いには勝てず・・・応援観戦断念・・・寒そう・・・つらい・・・・。
私、写真人が行かなかったせいか4着に負けてしまった・・・残念無念。
ガムランの担当の厩務員さん曰く
「えっ、今日はアパパネの取材じゃないの!?この馬の取材は初めてだな・・・。なかなか先見の目があるね(笑)。前走の500万下でのレースは強い勝ち方だったけど、もっと強い勝ち方をしてくれると思ったんだけどね・・・。”ありゃ!?”って感じかな・・・。まだまだ成長途中の馬なのでこれからもっと強くなるよ。
叔父さん(=ヴァーミリアン)を超える馬になるといいね・・・」
「いえいえ・・・G1レース、8勝くらいするでしょ!クロフネのように芝のG1も勝ってくださいよ!賞金が足りたら皐月賞にも出走して欲しいですよ・・・」
出ましたっ、"男芸者”炸裂の私、写真人!
このガムラン・・・実におとなしい馬。
とっ、言うより国枝厩舎の馬は何故か皆おとなしい・・・その辺が関東の”某”F厩舎の馬とはちと違う。
厩務員さんもおっとりとした感じの良い人が多いせいか・・・馬もおっとりしている・・・。
”ごく一部の人間”の間で不評のシグマレンズで厩舎は撮影している。
24mmF1.8と50mmF1.4というレンズ・・・キヤノンの純正レンズは高いばかりで大した描写ではない。
まぁ~シグマの場合・・・安い分耐久性に問題があるのだけど・・・
月に何度かの美浦トレセン撮影のためのレンズ・・・この程度の使用頻度ならシグマでも大丈夫だろう・・・?!
24ミリはこんな感じ。モデルはいずれもガムラン。

悪くないでしょ!”ごく一部の人間”は酷評しているが・・・。50ミリだとこんな感じ。

ボケもきれいでシャープである。写真的には実にベタな厩舎でのカットであるが・・・

ガムランはおとなしいので撮影がラクである!
でっ!
おとなしい馬&かわいいお馬ちゃんの場合はこのような暴挙に出る事も・・・。


撮影しながら馬を慣れさすため”いい子、いい子”してやる・・・。
これくらい何をされてもおとなしい馬だと撮影もラク。厩務員さんがお手空きであればあれこれポーズも取ってもらったりして・・・。
毎回、競走馬を撮影して思う事だが、サラブレットって人間でいうなら3~5歳児くらいの感じだろうか・・・。
かしこいのはもちろん、人間の言うことも良く聞く・・・馬もいれば人間同様、やんちゃでわがままな馬もいる。
私、写真人・・・かわいいもの(=人間のおねぇ~さんやおにぃ~さん)に目がないので、厩舎でかわいいお馬ちゃんを見るとデレデレになる

特にウエストのくびれた牝馬なんてのにめぐり合おうモンなら・・・。
こうなるともはや、G1馬であろうが、未勝利馬であろうが、かわいいお馬ちゃんなら率先して撮影する私、写真人!
・・・世の競馬カメラマンは有力馬しか撮影したがらないが・・・。
馬そのものの魅力をファンの皆様にお伝えすべく、日夜シグマレンズでがんばるのである
