ニューセンチュリープロデューサーズ製作
監督:滝田洋二郎
主演:内田裕也
主なキャスト:
渡辺えり子
原田芳雄
殿山泰司
ビートたけし
郷ひろみ
桃井かおり
安岡力也
三浦和義(ロス疑惑の本人)
おニャン子クラブ
逸見政孝(アナウンサー)
何とも豪華(?)な出演人!
この二年前に製作された「十階のモスキート」(監督:崔洋一 主演:内田裕也)もなんともシュールな映画で
アングラなヒットを飛ばしていたATG(日本アートシアターギルド)の製作である。
これらの映画の出演がきっかけとなり、漫才師であったビートたけしは映画の巨匠・北野武に変貌するのである。
この2本のDVDをヤフオクで探していたのだがなかなかないのである。
がっ!
なんと2本とも最近になってリリースされているではないかっ!
このブログのためにちょいとWebで調べたらAmazonでヒット!新品が売っていた。無論、速攻購入!!
明日には届く・・・楽しみだなぁ~~~


でっ、何の話だったかっ!?
そうそう、「コミック雑誌なんかいらない!」・・・ではなく、「競馬雑誌なんかいらない!」
競馬メディアの一つである、競馬雑誌。
私、写真人が「競馬雑誌」という場合、JRA・PRセンター発行のものや、新聞社、競馬専門誌が発行している週刊誌は除く・・・どれも赤字が続いている雑誌だが親会社のおかげで存続しているようなもの・・・雑誌というより、機関紙に近い存在・・・。
現存する主な競馬雑誌って何があるのだろう???
「競馬・最強の法則」
「サラブレ」
「ウマジン」
「馬券大予言」
・・・この四誌くらいではなかろうか・・・(売り上げ順:私、写真人の夢想データー)。
淋しい・・・限りである・・・


93年、ナリタブライアンがダービーを勝った頃は7,8誌はあったような気がするが・・・。
でも当たり前と言えば当たり前・・・雑誌は自然と淘汰されて行く。
全然、話は変わるが私、写真人のもう一つの趣味に釣りがある。
長男10歳・牡馬(現在小5)が小学校に入ったのと同時に釣りを始めた。
神奈川の西湘地区に住む私、写真人・・・海に川に湖にと釣りには事欠かない。
釣りを始めた当初は釣り新聞や、月刊誌、週刊誌、Web情報等を毎回欠かさずみて研究に研究を重ねてきたのだが、釣りを始めて2年目あたりからパタッと買わなくなった。
何故かっ!?
己の釣りのスタイルが確立されたからであるっ!
また釣り雑誌はマンネリ記事が多くたとえば・・・磯、海釣りの場合・・・
春:「ノッコミ時期到来、クロダイ特集」
夏:「今、サーフが熱い、浜の投げ釣り特集」
秋:「潮の流れを読め、青もの特集」
冬:「今年こそエギを極める、アオリイカ特集」
・・・等々・・・大体こんな感じ・・・。そのほかの魚や漁法も加わるがこのパターンを何年も繰り返している。
無論、地域によって釣り方は様々なのであるが・・・。
釣り雑誌を2年間も買い続ければ”また今年も同じ記事かっ!”なんて思ってしまう・・・。
結局、自分の釣り場(=フィールド)にあった釣り方法を考え出してくるので雑誌なんて必要なくなってくる。
今では必要なのはお天気情報や釣り場の地図くらい。
”競馬にも同じ事が言えるのではないか!?”っとハタと気付いた私、写真人。
競馬(or馬券)を始めた頃は楽しくて仕方ない。
JRAなら週末、地方競馬なら平日・・・仕事をしていても家族と団欒していても、彼女と●×していても頭にあるのは競馬の事ばかり・・・。
発売される競馬雑誌は必ず買う。無論、必勝法や名馬物語の類の本も買い揃えてゆく。
でも・・・。
競馬も2年くらい真剣に始めていると己の競馬スタイルが確立されるか、あまりにも馬券が的中しなくて飽きるかのどちらかに陥る・・・どちらの場合もすでに競馬雑誌は必要とされなくなるのではないかと思う・・・。
必要なのは競馬新聞(=出馬表)のみとなる。
競馬の場合、中央・地方を問わず年間のレーススケジュールは大体決まっている。
この時期、どの競馬雑誌(月刊誌)も有馬記念の特集記事に取り組んでいる。
有力馬の紹介や・・・

過去の有馬記念の紹介等々・・・

このような写真が競馬雑誌に掲載されるであろう・・・。
これの繰り返し・・・競馬雑誌の製作に微力ながら携わるものとして、ファンの皆様は飽きないのかなぁ~と考えてしまう。
’90年代前半のように毎年、競馬事体の売り上げが上がっていた頃はこのような記事でも良かったのであろうが、21世紀になり競馬の売り上げは確実に落ちている。地方競馬に至っては何場かは廃止に追い込まれてしまった・・・。

競馬ファンの皆様は競馬雑誌に飽きていないかどうか、ちと心配な私、写真人・・・。
ナリタブライアンが現役の頃の中央競馬の売り上げは最高潮で年間4兆円!!
小さな国の国家予算に匹敵する数字。
・・・現在では2兆円強と半分近くに落ち込んでいる。4兆円という金額自体、バブリーなので落ち込んでも当然といえば当然なのだけど・・・。
この頃、レコーディングスタジオでミキサーをやっている中学時代の同級生”蔵ロク”が生まれて初めて馬券を買った。レースはアップしたナリタブライアンの有馬記念。
「へぇ~ヒシアマゾンなんていう女馬がいるんだね。すごい名前だね・・・アマゾンなんて・・・。
良しっ、一番人気のナリタブライアンからこのアマゾンちゃんへ馬券、一万円買っといてくれよ・・・」
見事なビギナーズラック。払い戻しは馬複820円・・・なんと運の良いやっちゃ!!
翌日、新宿で美味いすき焼きをご馳走になったが・・・。
蔵ロク・・・それがきっかけでダービーや有馬記念はちょこちょこ買っているようだ。
「オマエ、競馬雑誌なんて買うのか!?」とタメ口の私、写真人。
「雑誌は買わねぇ~よ。買わなくても馬券当るからなっ!」
・・・小生意気なヤツである・・・。
「それより今度カメラの事について教えてくれっ!キヤノンのデジ一眼買ったんだけど、どんなレンズが良いか探しているんだよ・・・。」
中学時代、オヤジさんのコンタックス製のカメラを駆り新聞部だった蔵ロクはレコーディングスタジオに勤務。
中学時代、小学校から習い始めたピアノの縁で吹奏楽部だった私、写真人は写真人。
人生とは皮肉なものである・・・。
「今時CDも売れねぇ~からな・・。雑誌も大変だろ・・。”業界”の人間はみなWebのせいにするけど違うね!!
面白いCDや雑誌がないから誰も買わねぇ~んだよ・・・」
CDにしろ、雑誌にしろ今だに何十万部も出しているタイトルは数多くある。
何とか競馬雑誌も売り上げが上がるように祈る・・・って祈っていても始まらないのでがんばるしかないのだが・・・。
そこで私、写真人の年末競馬特集!
「寒い冬、中山競馬場が熱い!中山大障害大特集!!」
・・・どうせ競馬雑誌の売り上げなんて大きく上下しないのだから、思い切ってこれくらいの特集記事を組んでも貰いたい。
「そんな特集記事、誰も読みませんよ!」
とは私、写真人好みの”ホスト系カメラマン”アキチン。
・・・アキチン・・・キミはわかっていない・・・ファンの皆様がよくご存知の馬を紹介するの一つだが、
ファンの皆様があまりご存知でない(=興味がない)話題を提供するのも競馬雑誌の使命なんだよ・・・。
ブームはファンが作るものでもあるけど、我々マスメディアの人間が主導を握らなければ(もしくは乗っかる)・・・。
そのためにもファンの皆様には単一的な情報ではなく、様々な情報を提供せねばならんのよっ!
・・・でも、アキチン・・・最近、馬券の調子が良くないので許してあげよう(私、写真人より調子が悪い)

・・・この週末、馬券で儲けようモンなら許さんけどねっ!?