
先週、馬券アドバイスを頂いたカメラマンのドスコイさん。
「わぁ~~・・・またやっちゃったよ・・・。これで三週連続外したよぉ~~ガクンッ・・・・」
馬券の話ではない、ゴール前写真の話。

中山直線の坂上、かわいい池添クン騎乗のドリームジャーニーが突っ込んでくるのがわかる。
この時点でドスコイさん、ドリームジャーニーにフォーカスロックオンッ!
「しかし、この中山は前残り(馬場)だなぁ・・・」
とスタンドで会話する、競馬ファンがちらほら・・・。
しかぁ~し!
この開催に限っては前残りの馬場ではなく、前残りの”メンバー”ということだ。
実際、各レースに騎乗している騎手たちは差ほど前残り馬場とは意識していない。
ある騎手の発言。
「確かのこの秋の中山は走りやすい馬場ですよ。でも、前残りの馬場じゃないですよ。メンバーが弱いから前が残っているだけの話ですよ・・・」
なるへそ、言われてみればそうだ。
オールカマーのレース前、今日も私、写真の”大不評の実況”を交えながらレースを見守りたかったが、
あまりにも大不評のためやめた。でも、他のカメラマンを惑わすアドバイスを一つ・・・。
「オールカマーもこの開催の他の重賞同様、前に行く馬は残るけど勝つのは外の差し馬だよぉ~~~ん」
・・・こんな事を吹き込んでおけば皆、ドリームジャーニーにレンズを向けるであろう・・・。
まぁ~良いじゃないの、ドスコイさん。競馬ファンの皆がシンゲンの勝ちを期待しているわけではないし・・・。
馬券は別にして、勝っても負けてもドリームジャーニーを見に来たっていうファンだって多いハズ!?
何も毎レース、一着馬を撮ることだけが競馬カメラマンの仕事ではない。
ファンの期待に応えてこそ競馬カメラマン・・・ゴール前の写真なんていずれロボットが撮る時代が来る
勝負の世界、一着馬を撮影することは無論大事ではあるが、我々写真人にはファンに伝えなくてはならない大事なものがあると考える私、写真人!
でっ・・・見よっ・・・見事な三着の撮影!!

我が子・次男牡馬6歳の幼稚園での運動会。勝った子は”おめでとう”ではあるが、”他人の子”なので、撮影はしない・・・。
競馬も同じ!
神戸新聞杯、我が子の運動会同様に応援していたレーヴドリアン・・・我が子同様に三着に入れば良い。
ちなみに頭(一着)は武ちゃんのローズキングダムを予想。
4コーナーでローズキングダムの勝ちを確信、エイシンフラッシュは行きっぷりがよろしくない・・・。
あとはレーヴドリアンのレースぶりを観戦する。
馬体は葦毛(あしげ)で目立つレーヴドリアンだが、レースでは全く目立ったところなしっ(5着)。
ゴール前はマッチレースのようになりターフビジョンにも映らなかった・・・(涙
とっ・・・まぁ~このように、競馬ファンのすべてが一着馬を期待しているわけではないので、
たまには2,3着馬の撮影も良い・・・って、普段、平場のレースでは2~5着馬ばかり撮影している私、写真人だだが・・・。
そんなメインレースで馬券を(もしくは写真を)外した方にはこんな本がお勧め!

「最終レースに賭けろ」(右・ウィリアム・アレー著・佐和誠訳・角川文庫760円)。
原書「THE KING OB THE NIGHTCAP」(BANTAM BOOKS刊 WILLIAM MURRAY著$4.50)。
メインレースの後には必ず最終レースがある。その日が終われば来週がある。
いいじゃぁ~ないの・・・また当てれば(馬券or写真)良いのだから・・・。