
姜 尚中さん東京大学大学院、情報学環教授というおエライ先生。テレビ番組「朝までテレビ」や「日曜美術館」でお馴染みの先生である。やわらかく語りかける話し方が特徴の物静かで優しそうな人柄。
その人柄とは裏腹に強い政治思想をお持ちの先生だ。
姜さんの提唱する日本、韓国、中国を含めた「東アジア共同体」という発想は21世紀の日本を占う意味でも興味深い話である。日本の事だけを考えて生きる時代は終わろうとしているのか・・・なんてっ!!
もっとお隣の韓国、ちょっと離れた中国と仲良くせねばならい・・・。
はるか海の向こう、欧米と仲良くするのは”龍馬伝”の時代に終わっている。
話が反れた・・・。
最新の本は自伝小説「母~オモニ」(集英社・1260円)いずれ買うとしよう・・・まだ本棚には読んでいない本が10冊はある・・・

写真の本「ニッポン・サバイバル」の見出しに・・・
”過剰富裕化社会になってしまった今の日本
消費を通じてしか自分を確かめられない時代”
・・・というのがある。
1980年代後半のバブル期から日本人の経済観念は確かに変わってしまった・・・。
変わっていないのはビンボ~な私、写真人くらい。
でっ!
ビンボ~なので今だにコンパクトデジカメはお気に入りのキヤノンS70という機種(写真参照)を使っている。
もう、かれこれ6年は経つだろうか・・・。海に山に・・・我が子達の成長の記録に・・・そしてこのブログにと大活躍のカメラ・・・未だ現役!
発売当時の値段は59800円もしたような・・・高いっ・・・高すぎる・・・でも当時じゃちょっと高級なコンパクトデジカメ。
最近は我が子達が気に入って使っているので(=完全私物化)仕方なく、コンパクトデジカメを6年ぶりに買った。
フジフィルムのファインピックス・AV100というカメラ。

以前、このブログでも紹介したが、”カメラのキタムラ”で6980円。単三電池で作動する優れもの!
写りはS70より数段上だ!だが、このAV100より値段も性能も上位のカメラはいくらでもある。
写真としての写りは明らかに6980円のカメラの方が59800円のカメラより上!
デジタルの恐ろしさである・・・。
がっ!
よく考えてみると私、写真人・・・6年前は59800円もするデジカメを買う金がありながら、今では6980円のデジカメを買う金しかない・・・。
この二台を比較するとデジカメとしての評価は6980円の勝ちということになるが、個人的な金銭的な価値は59800円が勝ちとなる。
デジタル機器は評価が難しい・・・。
姜さんがこの本でおっしゃっている。
”日本人は本来、農耕民族で節約(もしくは貯蓄)を美徳としてきた人種”(意訳:私、写真人)
節約を好むより、消費を好むようになってきている・・・。
まぁ~今の中国がまさにバブルの渦中で日本とよく似ているが・・・そういえば中国も農耕民族・・・似たもの同士なので仲が悪い。お隣の国、韓国はバブルの絶頂期の前に国が破綻・・・IMFから多額の謝金で国を立て直してきたので根性が座っている・・・日本人より根性のありそうな韓国人!
”そうだよなぁ~・・・やはり日本人は節約をして生きていくのが日本人らしさなんだよなぁ~”
・・・などと、ビンボ~隠しのために納得(=自分に言い聞かせ!?)しながら姜さんの本と読み、かつ、ビンボ~なため節約せざるを得ないという現実をたっぷり堪能している・・・昔ながらの日本人の私、写真人・・・
まぁ~”勝間本”の類の自己啓発本を読むよりマシではある・・・うんっ、うんっ・・・。
(この手の本はどの本も結論は同じで”自分をしっかり持って節約すればお金は貯まる”というものばかり)
私、写真人・・・”本来の美しい姿”の日本人である・・・単にビンボ~というウワサがあるが・・・

・・・しかし、何故こんな事を書くのかっ!
・・・オッサンでもある私、写真人・・・最近の若い”ひよこ”カメラマン達とど~も話が合わない・・・。
どちらかというと姜さんに近い・・・歳を取っているだけなんだが・・・。
まぁ~良い・・・若いおねぇ~さんとはまだ”何とか”話があうつもりでいる・・・・・が・・・あくまでもつもり・・・。
「えぇ~~~小泉今日子って元アイドルだったんですかぁ~」
・・・などとは二度と言われないようにしなくてはならない・・・。