昔、東京・四谷に”mole(モグラの意)”という写真専門のギャラリーがあった。
今まで何度かそこで写真展をやらせていただいたのだけど、我々写真人のサポートが足りなかったために閉館に追い込まれた。
そこには多くの写真人、写真ファン、カメラファンが訪れちょっとした写真人のコミュニケーションの場であったのだが、閉館されたのは残念だ。
今まで何度かそこで写真展をやらせていただいたのだけど、我々写真人のサポートが足りなかったために閉館に追い込まれた。
そこには多くの写真人、写真ファン、カメラファンが訪れちょっとした写真人のコミュニケーションの場であったのだが、閉館されたのは残念だ。
森山大道をはじめ有名写真人も訪れるというちょっとした有名なギャラリー。
写真雑誌などでおなじみの写真評論家も数多く訪れ、ファンの多いギャラリーだった。
写真雑誌などでおなじみの写真評論家も数多く訪れ、ファンの多いギャラリーだった。
年に何度か写真集も刊行しておりなかなか評価が高いものがあった。
・・・実は・・・私、写真人も写真集を作ろうと思っていた矢先の閉館・・・(涙
三浦和人さんという写真人がいる。
スナップの旗手として有名(写真ファンにはだけど・・・汗)。
その三浦さんがmoleから写真集を刊行するにあたり、ささやかな出版記念パーティーが行われた。

この人・・・とりあえず街にでて人々をスナップする。
パシャパシャ撮るような凶器めいたカメラの使い方はしない。
とはいえ堂々と被写体に向かって写真を撮る。
その三浦さんがmoleから写真集を刊行するにあたり、ささやかな出版記念パーティーが行われた。

この人・・・とりあえず街にでて人々をスナップする。
パシャパシャ撮るような凶器めいたカメラの使い方はしない。
とはいえ堂々と被写体に向かって写真を撮る。
見ず知らずの人にカメラを向ける行為・・・これって結構勇気がいったりする。
「ゴラァ~我ぇ~!!何写真撮っとんねんっ!」
なんて怖いおにぃ~さんがいたらどうしよう(汗
とっ!
考えるのだが、そんな強面のおにぃ~さんには”原則”カメラは向けない。
三浦さんに三浦流スナップについて聞いた事がある。
「場合にもよるけど、ボクの場合はとりあえずシャッターを切っちゃう。もし相手がこちらの撮影に気付いたら軽く挨拶をして写真の説明をするけどね・・・そんな事は滅多にないね。
声をかけて撮影する場合もあるけど、ほとんど声をかけるのは撮影の後から(笑
声をかけるとせっかくの雰囲気(=表情)が壊れるでしょ。自然のままの被写体が好きだからね。
・・・後は撮影する相手に”ボクは写真家なんですよ”と無言でアピールすること。
そうすれば自然と理解を得られるね・・・。」
「場合にもよるけど、ボクの場合はとりあえずシャッターを切っちゃう。もし相手がこちらの撮影に気付いたら軽く挨拶をして写真の説明をするけどね・・・そんな事は滅多にないね。
声をかけて撮影する場合もあるけど、ほとんど声をかけるのは撮影の後から(笑
声をかけるとせっかくの雰囲気(=表情)が壊れるでしょ。自然のままの被写体が好きだからね。
・・・後は撮影する相手に”ボクは写真家なんですよ”と無言でアピールすること。
そうすれば自然と理解を得られるね・・・。」
この話を聞いたのは12年ほど前。
今のカミサン(=神さん)と結婚した当時の話。
独身生活に毛が生えた程度の生活をしており、写真にもあれこれ悩んでいた頃だろうか・・・。
今のカミサン(=神さん)と結婚した当時の話。
独身生活に毛が生えた程度の生活をしており、写真にもあれこれ悩んでいた頃だろうか・・・。
”見ず知らずの人”を写真で撮るという行為は有名人を撮るより難しい場合がある。
写真を見た人が被写体より写真そのものの注目度が上がるからである。
写真を見た人が被写体より写真そのものの注目度が上がるからである。
でっ!
私、写真人もヒマがあれば(って毎日ヒマだけど・・・)街(=田舎だけどね)に出てスナップ写真を試みる。
写真は今年の春のもの。ナベちゃんからもらったニコンのF4(=フィルムカメラ)を正方形フォーマットに改造して撮影している。



もちろん、三浦さん同様”声かけ”はしていない。
真っ向からカメラを向けているのだが、相手にカメラを意識させない。
自然の中の自然な表情が良い。
写真は今年の春のもの。ナベちゃんからもらったニコンのF4(=フィルムカメラ)を正方形フォーマットに改造して撮影している。



もちろん、三浦さん同様”声かけ”はしていない。
真っ向からカメラを向けているのだが、相手にカメラを意識させない。
自然の中の自然な表情が良い。
まぁ~出来上がった写真の良し悪しには好き嫌いがあるのであろうが・・・。