日高といえば・・・ | そうべいのブログ

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昆布にそば。

北海道の麺といえばラーメンだが、関西生まれの九州育ち、太くてちぎれた玉子麺は少々苦手・・・。
日高の昆布は有名。結構関東あたりに出荷されている昆布は結構良い値段だ。

で、そば。

昔は土地がやせていたせいか、そばの栽培が盛んだったらしい。
もちろん近年では土壌開発技術も進み、お米の収穫から競走馬の生産へと農業も変わってきた。
日高のそばはほとんどが自家製の手打ちそば。そば殻の割合もさまざまだがほとんどが十割である。
そばの太さも様々。共通はどのそばの腰が強くて旨い。

浦河のBTC(JRAの育成場施設)の近くにある、おそば屋の”春別”。
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一見、”営業しているのかなぁ~???”と思うよう・・・車で走っていると見逃してしまいそうなおそば屋さんである。

・・・台風の通過が少ない北海道・・・この程度の建物で十分だ・・・地震は多い日高地方だが・・・(汗

そばが旨ければ建物なんてどうでも良いっ!
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どうせ取材費は出版社持ち、一番値段の高い”つぶ昆天そば”(=1100円)を注文する。

平取から来たというアイヌ美人のおかぁ~さんが一人でお店を切り盛りしている。
「私の写真ははずかしいさぁ~・・・」
写真は撮れなかったがそばの写真はもちろん撮った。
まず出てきたのがそばではなくこれっ!?
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つぶ貝の肝焼きである。サザエのような苦味がまるでない。甘くてやわらかくて旨い。
これだけで大満足してしまいそうだ!

そのあと10分ほど待たされて(?)そばの登場。おかぁ~さん一人で作っているので少々時間がかかる。
「今日はヒマなので材料の仕込みをしてなかったさ!」
・・・”北海道時間”・・・である・・・。
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こんもりした昆布があり箸で突いていくと中からつぶ貝が覗く。
さっと揚げた昆布の中にやわらかいつぶ貝・・・オツムの弱い私、写真人・・・
そのおいしさは文字では表現できない・・・とにかく旨い!

「今日はヒマだからコーヒーでも飲んで行けばいいさ。・・・甘いたくあんもあるし・・・」
コーヒー&たくあん・・・たまらない組み合わせ・・・食後のデザートである!?
だが、この”自家製たくあん”がまるでフルーツのような味でこんなたくあん食べた事がない!
たくあんは寒い所で漬けたものに限る。
お会計になりこのコーヒー&たくあんはサービス。

北海道はいいなぁ~・・・なんてただ(=無料)コーヒー&たくあんですっかり舞い上がる私、写真人。



と、育成牧場。

育成牧場といえば”ウォーキングマシーン”である。
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丸い檻のなかに仕切りが出来た大きな風車のようなものがくるくる回っている。
その中に調教の終わった競走馬たちがクールダウンのために入る。
くるくる回る仕切りに追い立てられるように歩かざるを得ない競走馬達。
この運動を30~60分続けることによって脚元の故障防止につながる。
調教後のウォーキングは大変重要なのだ。

JRAの厩舎の場合、在厩馬は多くて24頭、2頭に一人の割りで厩務員さんが世話をする。
育成場の場合、在厩馬は多くて100頭を超える。6~8頭に一人の割りで厩務員さんが世話をする。

とてもじゃないが一頭、一頭の馬の世話をしきれない育成場!

で、ウォーキングマシーンが活躍するのである。
これだと一度に5~6頭の馬を運動させることが出来る。
付きっきりでウォーキングをする必要がない。
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このウォーキングマシーンを見ると”あぁ~北海道の育成場に来たなぁ~”と思う私、写真人である。


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