競馬場は社交場だったりします!? | そうべいのブログ

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神奈川の西の果て、西湘地区に住んでいる私、写真人。
神奈川県といえば戦後、”政治力”であれこれ都市開発が盛んな土地柄。
発達した高速道路、どこまでも伸びる私鉄やJR、大きな港も横浜、川崎、横須賀とある。
ないのは空港くらいか(=とはいえ厚木には”軍”の飛行場があるが・・・)。

で、ギャンブルも結構盛んだったりする・・・まぁ~神奈川県に限らず、大都市を抱えた県は皆ギャンブルが盛んであるが!?関東では特に埼玉県は”公営ギャンブル4冠(競馬・競輪・競艇・オート)”を達成している。

うらやましい県だ・・・でも・・・アンケートでは毎年”住みたくない県・ワースト3”にランキングされる・・・かわいそうな埼玉県人さんっ!

神奈川県にも現在、川崎競馬場、平塚競輪、小田原競輪、花月園競輪(=平成22年3月31日で廃止)がある。



去年、朝日新聞のコラム・西湘版に小田原競輪の話があった。
売り上げが伸びず入場者も年々減ってきている。
その原因は”ファンの高齢化”にある。
この時期、雨が降れ入場者数は2000人を割る。
小田原城の裏にあり駅からは歩いて差ほどの距離ではないが競輪場までは長い坂がある。
お年寄りにはきつい競輪場かも知れない。

そんな競輪場には見切りをつけるべく若くて小田原市長になった加藤けんいち市長はギャンブルが嫌いなのか・・・自転車が嫌いなのか・・・”小田原競輪廃止案”を打ち出した。
単年度では売り上げも黒字なのだが・・・市長の加藤さんの試算では数年後には単年度でも赤字に転落するという・・・本当だろうか・・・疑問!?
そんな細々と開催している小田原競輪ではあるが、”地域貢献度”は全国でもベスト5に入る(2008年度)。

市議会でも議論されてきた事だが、若い加藤市長に対して他の年配(=お年より!?)市議たちは
「長年にわたり事業収益によって市の財政を支えてきた実績」
「小田原競輪場は公共性からお年寄りの”社交場”となっている価値」
を評価して当分廃止は見送られた。

・・・多分、小田原競輪場が廃止になる前に反対派の加藤市長は退陣するか、国政に打って出るだろうが・・・。

中央競馬の各競馬場はどうだろう!?

小倉競馬場や福島競馬場等の”ローカル競馬場”は入場者数こそ少ないが、”地域密着型”の競馬場といえる。
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主な開催が夏に集中しているので娯楽の少ない地方(=失礼!)に住む方々にとっては楽しい場所を提供しているのである・・・もちろん、馬券が外れれば楽しくないが・・・(汗
秋・冬の裏開催でのローカル競馬場は行ったことがないのでわからない・・・。

中央競馬もだんだんとファンの高齢化の波が押し寄せている。
2008年度のデーターでは40代以上のファンが6割以上を占めている(注意:競馬入場者数。パソコン、携帯、電話投票の利用者数では若干30代以下のファンが増える)。

オッサン&オバハンばかりになりつつある中央競馬ファン!
若い世代の競馬離れに歯止めが利かない・・・。売り上げ&入場者数の低下もそんなところにある。
特に中山競馬場は女性ファンの入場が全体の11%と実に少ない(2009年度。ちなみに一番多いのは札幌競馬場の20%)。

これはイカンッ!・・・である。

女性入場者数には当然、家族連れで訪れるママさんや、結婚をしない30代以上の”肉食女子”も含まれる。
・・・あと、ダンナさんの付き合いで渋々競馬場にくるオバハン・・・等々・・・(涙

とっ、なると・・・

20代独身&かわいいおねぇ~さんは全体の1%にも満たないのではなかろうか!?
三連単馬券でいうところの100万馬券に近いっ!

イメージ 2

写真は中山競馬場のスタンド裏。
ここはちょっとした芝生の広場(遊具はない)があり日当たりも良いので、ご近所の”ご隠居さん達”の”特別指定席”となっている。皆さん、毎週決まった場所で競馬を楽しんでいらっしゃる。
ちょっと声をかけてみる。60代後半のお父さん、ウーロンハイ片手に馬券検討中。

「・・・お父さん、馬券どうですか!?今日の中山の馬場は難しいですねぇ~・・・。
ブログなんですけどちょっと話させてもらいますか!?」
「・・・”ぶろぐ”!?・・・そんな馬、6レースには出てねぇ~よ。中京じゃ~ねぇ~のか・・・!?」
・・・この際、ブログについては説明しない・・・話が長くなりそうだ・・・。
「お父さんは毎週、中山競馬場に来るんですか!?」
「おらっちは近所に住んでんだけどよ・・・、中山の柵が木でできてた頃から通ってるよ。」
・・・柵が木・・少なくとも私、写真人が生まれる前からに通っているに違いないっ!?
「馬券検討の基本は何ですかね!?」
「そりゃ~おめぇ~騎手だろ。馬なんて所詮”畜生”だからよ・・・。騎手が乗り変わった時は必ず何かあるなっ。
それは、今も昔も変わんねぇ~よ。先週も乗り代わりで万馬券、二本的中させてるしなっ!?」
「そりゃ~スゴイですね・・・」
と私、写真人。・・・その横で隣のお父さんがツッコミを入れる。
「・・・でも、この人、たまに馬券の買い間違いで万馬券何本か外してるんだよね・・・。
年取ると目が不自由だからなっ!つい最近までこの近くの馬券売り場はおねぇ~ちゃんがいる窓口で声出して買えたんだけどね・・・。最近は若いファン中心のせいか、声出して買える窓口が減ったよな・・・」
何を言ってるんですかっ、お父さん!公営ギャンブルはお父さん達の世代が支えているんですよ!
・・・と私、写真人・・・心の叫び・・・。
「がんばって下さいね。今日は内田はあまり活躍しそうもないですよ・・・」
とつまらんアドバイスをして後にした。


中央競馬は社交場になりえるかっ!?

でも、若いファン&かわいいおねぇ~さんが少ない中山競馬場、こんなところも場内にはある。
メインスタンド一階にあるシニアサロンである。
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サロンの前には足つぼを刺激してくれる遊歩道が・・・かなりキツイッ!
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サロン内には椅子席もあるがほとんどのファンはお座敷で馬券検討している。
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血圧計を計る器具も・・・馬券が当っても外れても血圧は上がる・・・ご用心!
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簡単なメンバー制(=登録無料)でカードを発行。生年月日の記入欄には当然”平成”の文字はない。
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これは立派な社交場である。この写真だけを見せて我が家のご近所”スーパー銭湯の写真”と言っても疑う人はいないのではなかろうか・・・浴衣姿のファンがいればそのまんまである!!


馬券の売り上げを支えている50代以上のファンの皆様・・・競馬場にお越しの際は是非、我がかわいい娘さんと
ご来場下さい。できればそのお友達も数人・・・。
そうなれば競馬場は若くてかわいいおねぇ~さんが増え、売り上げも上がる!!

って、このブログの記事・・・何人の50代以上のファンの皆様が見てくれているであろうか・・・!?



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