”ダブル田中”に取材・・・のハズが・・・。 | そうべいのブログ

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先週のエリザベス女王杯、是非とも話を聞いてみたかった騎手、二人。
一人は逃げて優勝した田中博康、もう一人は後方からレースを進めた田中勝春。

だが!

私、写真人、ブログのために美浦トレセンに行っているのではないっ!
しっかり仕事をせねば・・・。
もちろん、各競馬雑誌のため、競馬ファンのために、お金のために行っているのだっ!
・・・って、トレセンのスタンドでJRAの広報から
「・・・今日は何の取材ですか!?」
と疑いの目で尋ねられたからではない・・・最近、チェックがキツイなぁ・・・(涙
ちゃんと仕事してますよ!!

撮影の合間を見計らっての個人取材、なかなか上手いタイミングでお目当ての騎手に出会えるものではない。
調教が終わり、スタンドで一休み。ほとんどの関係者はいない・・・はずだが、ふと見てみると田中博クンが取材を受けている。もう一人、田中勝春はとっく帰ってしまっていなかった。
この二人を同時に取材すればゼッタイに面白いのだが・・・。
関東の騎手で逃げた騎手と後方から進んだ騎手、二人同時にステレオで話を聞いてみたい。
競馬メディアはいつも優勝した関係者しか取材をしない・・・って、私、写真人も勝った騎手しか話を聞けなかったのだけど・・・。

早速”おめでとう!”の一言を。
イメージ 1

「田中は田中でも本当は後方からレースを進めた田中勝春に話を聞きたかったんだけどね・・・。
まぁ~仕方ない、G1制覇だしちょっとだけお話させてよ・・・。」
自分より若い騎手だと図々しい私、写真人。
「どの辺で勝ちを意識したの!?」
・・・タメ口である。
「どの辺も何も、ゴールを過ぎても勝った事が信じられませんでしたよ・・・。
4コーナーを回って自分がどれくらい後続を引き離しているか、ターフビジョンをちらっと見たのですけど・・・写っていたのはブエナビスタ・・・。全くわかりませんでしたからね・・・。」
「直線で外からブエナビスタが来るのが怖かったりしなかったの!?」
「・・・怖かったのはテイエムプリキュア熊沢さんのほうでしたよ。ぴったりマークされてましたからね・・・。」
そうだよなぁ~しぶといくらいにマークしていた”ベテラン熊沢”さすがである。

・・・と話をしていると、若手騎手三人が横槍を入れる。
イメージ 2

「京都大章典のように、テイエムに荻やん(=荻野騎手)が乗っていたら二人ともガンガン行って潰れていただろうね・・・。熊沢さん上手いなぁ・・・。」
「・・・もしもし・・・キミ達・・・G1レース乗った事あるの???田中博康は”G1ジョッキー”ですよ!」
・・・軽く無視されさっさとその場を離れる若手騎手三人衆。

「レース前は”ボクは行くしかないっ!”とだけ思っていただけですからね・・・。
本当に無我夢中で乗っていたって感じですよ。」
といつものように謙虚な田中博クン。
「でも、ゴールして優勝が決まった瞬間は”やったぁ~!G1制覇だぁ~!賞金だぁ~”なんて思わなかった!?ゴールの瞬間、結構顔が引きつっていたけど・・・。」
「そんな事ないですよ、”オレなんかが勝っていいの!?”って感じでしたもん(笑。
賞金の事なんて考える余裕なんて無かったですよ」
「またまた・・・。ゴールの瞬間、”一着賞金8000万円の5%・・・400万円かぁ・・・。外車を買う頭金には十分なるな”なんて考えてたんじゃないの!?」
なんとも俗的は私、写真人。
「ホントッ、お金の事なんて考えてませんよ(笑」
「一着賞金、8000万の5%・・・400万は大きいよね(高級デジ一眼が何台買えるか・・・私、写真人・・・心の叫び)」
「・・・あのぉ~・・・一着賞金は8000万円ではなくて、9000万円なんですけど・・・」
キミキミ、お金の事ちゃんと考えてるじゃ~ないのっ!


まぁ~良い、若い関東の若手騎手がG1レースを勝つと気持ちが良い!

今年のリーディングは内田博で決まりそうな予感だし、春は松岡クン、秋は田中博クン・・・。
来年もこの勢いでガンガン行って欲しいものだ!


・・・ちなみに私、写真人が競馬を始めた頃は関東馬が強かったんだが・・・。


●今週はアホな弟子の付き合いでブログも上手く更新できずに残念無念です。アホと付き合うと疲れます(涙



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