私、写真&馬券、ド下手です。 | そうべいのブログ

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ライター(=モノ書き)の”アイフルくん”から電話。
「いやぁ~昨日のブログ読みましたよ・・・。”例の人”と”例の件”で”例の話”をしたんですか!?」
「そっ、”例のヤツ”ねっ!・・・それよりキミ馬券、いくら負けたのよ?」
ライターのアイフルくん、過去に何度もその月の原稿料をすべてギャンブルにつぎ込むというアツいライターなのである・・・って火をつけるライターじゃ~ありませんよ(笑。

人がギャンブルで大負けした話ほど、景気の良い話はない・・・自分の馬券に自信が湧いてくる!!
「最近は大負けはありませんよ。ボチボチですかね!?それより秋華賞の審議長かったですねぇ~。
降着は間違いないと思いましたモン。」
「京都に行っていたけどターフビジョンに4コーナーの場面が映し出されたと同時にアンカツさんが外を振り返る。
と同時にファンがドォ~~~っと大声援!で、次の瞬間、”ヤバイッ”って思ったファンは多かったと思うよ。
カメラマンも何人かは”アァ~~”って声漏らしてたから・・・」
長い審議の間、ブエナビスタはひょっとすると・・・と思っていた私、写真人。
でも中には、「ズルズルと後退していったワイドサファイアが審議の対象かっ!?」なんていう競馬オンチのカメラマンも・・・。
そりゃ~ないでしょ!そんな事いってたら逃げ馬はすべて外を走らなくてはならなくなる。
「写真人さん、もちろん撮りましたよね秋華賞・・・馬券も写真も・・・。」
「もちろん撮ったよ、馬券も写真も・・・」
イメージ 1

2着に繰り上がったブロードストリート「アンタッ、何すんのよっ!」っと横目でちらり。
3着降着になったブエナビスタ「・・・アカン・・・やってもうたわ・・・」っと目をそらして伏し目がち。
問答無用の1着の”アンチキショ~改め”四位騎手の笑顔とレッドディザイアの自信に満ちた顔・・・。

馬券は”男・藤田”のブロードストリートからブエナビスタへ馬単・表1000円、裏500円。
三連複”男・藤田”のブロードストリートから5頭へ100円(押さえ)
ショボイ三連複のみのあたりと思いきや、なっ、なっ、なんと馬単のはずがワイドになっているではないかっ!?

丁寧に12-3・1000円 3-12・500円とある・・しかもワイド馬券なのに・・・(馬券の写真撮り忘れ!)
ワイドとは何ともこれまたショボイが的中は的中。良しとしておこう!!

「しかし審議長かったですよねぇ~」
とアイフルくん。
「今年の秋華賞は勝ったレッドディザイア&四位も良かったですけど、ファンの興味はやはり審議、降着でしょうね!”秋華賞・空白の17分”なんていうタイトルで原稿一本書けそうだなぁ~・・・。
降着のアンカツさん、勝てそうな競馬で勝てなかった藤田・・・。
競馬ファンの夢想としては”もしブエナビスタが1着だったらどんな裁決が出たか!?”とか、
”もしブエナビスタが外枠に入っていたらどんな展開になっていたか!?”なんてファンの興味は尽きないと思いますよ。
・・・で、写真人さん・・・もちろん、審議の結果を待つアンカツさんと藤田の表情の写真、撮っていますよね・・・」
電話の向こうで悦に浸っているであろうアイフルくん・・・。

「・・・キミキミ、競馬は”キングオブスポーツ”なのだよ。紳士の国、英国の国技なのよ!!
競馬で勝者を賞賛しなくてどうするっ!勝ったものが最高に美しい・・・。馬券を離れてファンは勝者に歓喜するのだよ。
そんな降着問題の二人の写真を撮ってどうするの!?ルールはルール、規則は規則。規則の上で競馬は成り立っているんだからね!
勝った馬の関係者の取材をして”おめでとう!”の一言でも言ってあげればどうなのよ・・・。
キミキミ、そうやって競馬場やトレセンで壁耳立てて関係者の話を盗み聞きしては原稿にしてるんじゃ~ないだろうね・・・。
大体、キミの競馬雑誌の原稿やブログの内容はヒドイね。これは私、個人の意見ではなく、ファンの意見として受け止めてくれっ!
・・・これからキミとの仕事のやり方を考えなきゃ~ならんね・・・プンッ、プンッ・・・」

「・・・何かあったんですか・・・写真人さん・・・???」

「へっ、今、私、写真人、何か言ったかな!?・・・この前、同じようなセリフを誰かに言われたような・・・」
アイフルくんの返答で我に返る私、写真人。

確かにファンの興味は勝っても負けてもブエナビスタであろう。

でも、私、写真人の興味は”男・藤田”がどれくらい怒っていたかである。
でも・・・そんな現場でレンズを向けようモンなら・・・。
考えただけでも恐ろしい・・・。

機材が無事だっただけ良しとしておこう!

・・・でも本当はアイフルくんの言うとおり、審議の間の二人の表情は撮りたかったな・・・。
アンカツさんと”男・藤田”・・・どんな表情だったのであろうか・・・。
競馬の流れからいって確定した後、勝ち馬の撮影はいつでも出来る・・・口取り、引き運動、
表彰、インタビュー等々・・・。
だが、あのときの二人の表情は"空白の17分間”だけなのである。

・・・本音はというとあの日は”いろいろ”とあったので他のカメラマン同様にボォ~~~と確定を馬場で待っていた
情けない私、写真人である。


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