重馬場の適正!? | そうべいのブログ

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競馬新聞やスポーツ新聞にはさまざまな成績が載っている。

距離別勝利度数
競馬場別勝利度数
勝ち時計
前数走の成績

そして・・・

重馬場での勝利度数

梅雨が明けたというのに全国的に大雨。
・・・まだ梅雨は明けてないのではなかろうか・・・。

この週末も北海道以外、雨模様・・・。
お天気も荒れるが、馬券も荒れそうな予感・・・。


で、重馬場。


何から、書こう・・・。


間抜けな話をひとつ!T君の場合・・・。

セイカアニマートという馬がいる。
去年の秋の福島、霊山特別に出走していた馬だ。
T君曰く
「セイカアニマート・・・1月の小倉・三歳未勝利2000メートル、
不良馬場で撒くって勝ってるんですよね・・・。その次は京都の梅花賞、稍重で3着。
今日(=2008/11/22)みたいな福島の馬場はゼッタイ合いますよ!」

結果は4着。ぎりぎり馬券に絡んでいない。

彼はもちろん、競馬新聞にある成績から”この馬は重馬場(=もしくは荒れた馬場)が
得意と判断したのであろう・・・。

しかぁ~~し!

ホント~にそうであろうか・・・???
1月の小倉・三歳未勝利を勝ち上がる馬なんてそんなに強くないに決まっている。
弱いメンバーでの競馬に違いないのである。
確かに数字を見れば稍重以上の成績は1・1・0・0(=左から一着)。
重の適正を小倉の未勝利戦で判断するなんて・・・。
福島で4着・・・。
「おかしいなぁ~・・・。今日は展開が向かなかったんですかね・・・」
そんな事はない!単に馬が弱かっただけのことである。

2007年02月03日 稍重
ヒラボクロイヤル

2007年02月10日 稍重
クロコレーヌ
メトロシュタイン

2008年01月20日 不良
オレンジシュプール
セイカアニマート

2008年01月26日 稍重
ナムラクレセント
コパノジングー

2008年02月03日 稍重
アドマイヤナサ

2009年02月28日 稍重
プルシアンオリーブ
レオマイヒメ

上記はここ3年、冬の小倉・未勝利戦、1800~2000メートル戦を勝ちあがった馬達である。
いずれもその後はパッとせず!!
唯一の重賞勝ち馬、ヒラボクロイヤルも青葉賞を勝ったばっかりにオープン戦を走らされる事になり、
青葉賞の後は散々な成績である(今年の宝塚記念はドベ!)。

やはり、弱いメンバーだったと言わざるを得ない・・・。
メトロシュタイン、コパノジングーはその後、良馬場で活躍している。

弱いメンバーで、たまたま重馬場で勝っただけの事である。重馬場が得意とは言えない・・・。
重馬場での成績を単に新聞だけで判断するとこのような馬券的失敗を犯すことに・・・。

それを踏まえての私、写真人、自信を持っての日本ダービー!

リーチザクラウンから馬券を買った。
もちろん、この馬は重馬場は不得意である。武ちゃんもそれを認めている。
だが、この馬、力のある先行馬である。今年の三歳馬の中で一番強い!
今年のダービーのように直前でスコールのような大雨が降れば、
重馬場が得意とか不得意とかいう問題ではない!
位置取りがすべてといえる。後は馬の力・・・。

イメージ 1

写真はダービーのスタート直後のものである。
武ちゃんは迷わず先行している。勝ったロジユニヴァースも一枠を生かして先行。
一番人気のアンランバルドはこの時点で終了!!

リーチザクラウン、最後の直線ではフラフラになりながらも2着を確保!
・・・勝ったロジユニヴァース・・・この馬だけは馬場を気にせず走っていた・・・。

何なんだっ!コイツ・・・。

蛯名のナカヤマフェスタもあの馬場でよく差して来た・・・。腰が強いのであろうか・・・。

勝ったロジユニヴァース以外はどれも重馬場は不得意。
でも、競馬は行われるわけで着順が決まる。

一番人気のアンライバルド・・・「重馬場も苦にしない!」とレース前には
岩田も友道調教師も言っていたが、全く見せ場なく12着。

重馬場が得意といっていた馬が12着。
重馬場は不得意といっていた馬が2着。


重馬場の得意不得意なんて、結局はレースの展開&メンバーで何とでもなるのである。
決して新聞の数字だけで判断しないように・・・。あと、関係者コメントも・・・。


・・・勝ったロジユニヴァース・・・コイツは重馬場は鬼である・・・それは間違いない!