栗東トレセンになくて、美浦トレセンにあるもの・・・。
グリーンチャンネルのかわいいおねぇ~さんである。
では、ないっ!
ポリトラックである。

ポリトラックについては賛否両論。

ポリトラックについては賛否両論。
「走りやすいので調教にはならないね。」
「脚元の弱い馬や2歳馬の調教にはよいね。」
「馬が競馬を覚えないよ。」
「四季を通じて同じコンディションってのがよいね。」
「ドロやウッドチップのように飛び散らないから走りやすいね。」
「時計が出やすいので、オーバーワークのなりやすりかも・・・。」
「脚元の弱い馬や2歳馬の調教にはよいね。」
「馬が競馬を覚えないよ。」
「四季を通じて同じコンディションってのがよいね。」
「ドロやウッドチップのように飛び散らないから走りやすいね。」
「時計が出やすいので、オーバーワークのなりやすりかも・・・。」
等々だ。
まだ使い始めて2年弱。関係者もまだ模索しているという感じ・・・。
でも、アメリカやイギリスでは設備の関係上、整備しやすいという事で導入している競馬場は多い。
整備維持費等が安いからである。
芝のコースは当然ながら競走馬が走った後には芝が飛ばされ剥げる。そのつど、補修をしなくてはならない。
ポリトラックの場合、全く必要がない。
整備維持費等が安いからである。
芝のコースは当然ながら競走馬が走った後には芝が飛ばされ剥げる。そのつど、補修をしなくてはならない。
ポリトラックの場合、全く必要がない。

そもそも、ポリトラックとは何で出来ているのだろうか!?
名前の如しでポリ=ポリエチレン・・・で出来ている。
わざわざトラック用に作ったものではない。廃材からリサイクルしている。
電線のコードに巻きつけている、塩化ビニールや、家電製品等に含まれるポリエチレン等。
実にエコロジーである。
それらに特殊なワックスを混ぜ粘りをだして絡ませている。
ワックスは特殊なもので、厳寒期には凍りつきにくく、真夏の暑い日ざしでも溶け出す事がない。

たまに太い電線のコードの塩ビが入っていることがあるが、やわらかいため特に影響はないらしい。
100万分の一くらいの確立で馬の眼に入るかもしれないが・・・。
でも、それはウッドチップ等で同じ事。
美浦には南北に二つのコースがあり、南のCコースの芝の半分をポリトラックにした。
南にはウッドチップもあり、調教時には込むので本当はすいている北馬場に設置する案があったが、
北馬場の調教師数名から
「せっかくすいている北馬場にそんなコースを作っては調教が込んで大変だ!」
というクレームがあった。ならばと南馬場になった(=そのクレームがすべてではないが・・・)。
JRAとしては現在芝、ポリトラックと二分割しているCコースをいずれ全面ポリトラックにしたいようだ。
南にはウッドチップもあり、調教時には込むので本当はすいている北馬場に設置する案があったが、
北馬場の調教師数名から
「せっかくすいている北馬場にそんなコースを作っては調教が込んで大変だ!」
というクレームがあった。ならばと南馬場になった(=そのクレームがすべてではないが・・・)。
JRAとしては現在芝、ポリトラックと二分割しているCコースをいずれ全面ポリトラックにしたいようだ。
一周、1600メートルもないCコース、今回のポリトラック設置に要した費用は九億円。
ポリの分もあるが、水はけを考えて地盤から排水まですべて工事した。
ポリトラックは雨が降っても水はけが大変良いので馬場が全く雨の影響を受けない。常に”良馬場”。
これでも、費用は芝コースの場合の三分の一だという。
ポリの分もあるが、水はけを考えて地盤から排水まですべて工事した。
ポリトラックは雨が降っても水はけが大変良いので馬場が全く雨の影響を受けない。常に”良馬場”。
これでも、費用は芝コースの場合の三分の一だという。
ハロー掛け(=馬場整備)、芝、ウッド等の植え替え、その他人件費を考えるとポリトラックはかなり維持費が安い。原則、馬場の整備は必要としないワックスの混ざったポリも7~9年は入れ替えなくてもコンディションが保てるという。


アメリカでは経費削減のため、芝コースをポリトラックに変えている競馬場が増えている。
いずれは全米のすべての競馬場がポリトラックになる日も近い。
また、イギリスの調教馬場でもポリトラックの導入が主流になりつつあり、
競走体系もこれから変わって行きそうである。
日本でも北海道の”某”大手の牧場ではポリトラックを導入している。
いずれは全米のすべての競馬場がポリトラックになる日も近い。
また、イギリスの調教馬場でもポリトラックの導入が主流になりつつあり、
競走体系もこれから変わって行きそうである。
日本でも北海道の”某”大手の牧場ではポリトラックを導入している。
まだまだポリトラック調教は主流とはいえないJRA。良いのか悪いのか・・・。
今までの調教パターンを変えることになるので慎重になって当然である。
昨年はポリトラック調教中に故障を発生した競走馬も何頭かいる。
今までの調教パターンを変えることになるので慎重になって当然である。
昨年はポリトラック調教中に故障を発生した競走馬も何頭かいる。
我々、競馬ファンもポリトラック調教だけは判断が難しい・・・。
・・・って、私、写真人、”外厩”が主流の最近の競馬では、トレセンの調教はあまりあてにはならないが・・・。
・・・って、私、写真人、”外厩”が主流の最近の競馬では、トレセンの調教はあまりあてにはならないが・・・。
そんなポリトラックを調教が終わり誰もいなくなった午後、一人淋しく撮影していると、
一人の騎手発見!

障害レースが専門になりつつある山本 康志クンだ。
「・・・あれっ、こんなトコで何やってんの!?忘れ物か何か・・・?」
と私、写真人。
「アハハハハッ、違いますよ。ジョギングですよ、ジョギング。芝コースでジョギングするんだけど、
足腰に負担がなくて走りやすいんですよ・・・。」
競走馬には強い芝コースでの調教は足腰に負担のなるが、人間の場合は芝コースのほうが良いらしい。
ちなみに、昔、美浦に坂路ができた頃、取材陣で走ったことがあったが、一ハロン、55秒というとんでもない記録を出した事がある私、写真人。・・・ちなみに競走馬は12~~14秒ぐらい。
一人の騎手発見!

障害レースが専門になりつつある山本 康志クンだ。
「・・・あれっ、こんなトコで何やってんの!?忘れ物か何か・・・?」
と私、写真人。
「アハハハハッ、違いますよ。ジョギングですよ、ジョギング。芝コースでジョギングするんだけど、
足腰に負担がなくて走りやすいんですよ・・・。」
競走馬には強い芝コースでの調教は足腰に負担のなるが、人間の場合は芝コースのほうが良いらしい。
ちなみに、昔、美浦に坂路ができた頃、取材陣で走ったことがあったが、一ハロン、55秒というとんでもない記録を出した事がある私、写真人。・・・ちなみに競走馬は12~~14秒ぐらい。
改めて競走馬の速さを実感した私、写真人であった。