何でエスニック料理なのよ(その二)。 | そうべいのブログ

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浜名湖周辺の桜はすでに7~9分咲きだった。この週末あたりが満開になりそうだ。
やはり暖かいのであろう。

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夕方暮れ前に浜名湖に到着。宿もアメリカのモーテルのようでなかなか良い。
あれこれおせっかいがないホテルで部屋も広いくてきれい。
カミサン(=神さん)はホテルの選択だけは間違いがない。方向音痴であるがこの点は認めている。
浜名湖競艇の近くなのでガラが悪い環境かと思ったが静かなところだ。
ホテルの裏には東海道と新幹線が平行して走っており子供達は大喜び!
釣具屋も多くありやはり浜名湖は釣りのメッカのようだ。なかなか面白そうである。

浜名湖と言えばうなぎ。

晩飯は迷わずうなぎ。最近スーパーなどで目にするうなぎはほとんどが中国産。
日本産と表記してあっても、稚魚だけ中国から輸入して養殖している場合がある。
正真正銘の”日本産・うなぎ”を食べなくてはならないだろう・・・きも焼き付きで・・・。
蒲焼も良いが白焼きも良さそうだ。晩飯が楽しみである。

宿から車を出す。国道沿い、駅前、街中・・・いたるところにうなぎの看板!

うなぎ天国である。

車をほどなく走らせる事、10分、よさげな”うなぎ”の看板が・・・。
店の雰囲気もよさそう・・・。
「あっ、あそこにしましょうよ!おいしそう・・・。」
っとカミサン(=神さん)。
「・・・うむっ、あの大きい”うなぎ”の看板のお店!?」
と前方200メートル先をにらむ私、写真人。
「ほら、そこよ、そこそこ・・・。」

”インド・ネパール本場カレー&ベトナムレストラン”の看板。

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・・・まさか・・・このレストラン???
浜名湖はうなぎが名物なんですけど・・・。
「ほらっ、厨房でインド人(=もしくはネパール人)らしい人が働いてるわよ。
おいしそうじゃない・・・」
私、写真人のカミサン(=神さん)は正真正銘の日本人だ。
浜名湖の名産がうなぎというくらいは知っている。

浜名湖で何でエスニック料理なのよ!

店に入る。
流暢な日本語(=わずかに訛りあり)を話すエスニック系のおばさんがテーブルに案内してくれる。
「ドコカラ、来マシタカ?コサイ(湖西=新居の隣町)カラ来マシタカ?ハジメテデスカ?」
眉間のあいだのビンディ(=赤い印)が良く似合う。
「神奈川から来ました」
「・・・・・・・・・・・・・チュウモンヲド~ゾ」
浜名湖周辺しか知らないおばさん。
もしかしたら自動車工場での派遣の仕事をリストラされてレストランをオープンしたのかも知れない。

「私はこのエビカレーにタンドリンチキンのセット。子供達はお子様カレーセット。
・・・アナタは何にするの!?」
「・・・うなぎの蒲焼・・・・なんてありませんよね・・・・」
と私、写真人。
「・・・・・・・・・・・・・・オススメハ、シンプルナきーまかれートヒツジノそーせじデス。」
ビンディのおばさん、何故かロボットのように思えてくる私、写真人。

しかし、カレーは上手かった!久々に上手いカレーを食べた。
タンドリンで焼いた、チキンも羊のソーセージも激ウマだった。
次男・4歳牡馬は味に素直でおいしいものしか食べないが、パクパク食べていた。
店にはネパールやインドのスターと思しめきアイドルのポスターが張られ、
音楽もヒンドゥー語(=・・・と思う)のポップスが流れていた。
おばさんと厨房のお兄さんたちは何やらヒンドゥー語(=・・・と思う)で会話をしている。

インドのビール、キングフィッシャーを飲みながら、すっかりネパール(=もしくはインド)に来た気分である。

「なかなか良かったわね、また来ましょうよ」
とカミサン(=神さん)。またってそうそう簡単にはこれないけど・・・。

店の外へ一歩でるとそこは浜名湖。
・・・やはりうなぎが食べたかったなぁ~と思う私、写真人なのである。