何故、フィルムじゃいけないのかっ!? | そうべいのブログ

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今日、ペンタックスが正式に中版カメラの生産終了を発表した。


フジフィルムが5000台限定とはいえ、本格的中版フィルムカメラ、GF670を発表したばかりなのに・・・。
ペンタの中版カメラの生産中止はHOYAに吸収合併された時点で大体の予測がついた・・・。
”駆け込み需要”で若干ペンタの中版カメラも売れるであろうが、デジに比べればたかが知れている。
GF670にしたってたったの5000台。
こうなると、120サイズのフィルムが危ない・・・。

フィルムがヤバイッ!


今年になって大日本印刷の子会社、株式会社DNPフォトルシオが35ミリネガカラー・”CENTURIAシリーズ(=元コニカのフィルム)”の生産終了を発表した。安くて写るフィルムだったのに・・・。
コダックも本国アメリカのサイトでは2015年までにフィルムの生産を抜本的に見直し、
今後の生産はISO400のフィルム(=モノクロ・ポジのみ)のみの生産を余儀なくされるとあった。
フィルムが買えなくなる日が来るのであろうか・・・・。

私、写真人、ヤバイッ!

もう、フィルムメーカーとしてはフジしか残らないような気がする・・・。
・・・とはいえ、最近のフジは今までの化学技術のノウハウを駆使してライフサイエンスに力を入れているようであるが・・・。

近い未来を見越して、長年使ってきたコダックのモノクロにちょっとだけ見切りを付けるべく、
フジのモノクロフィルムを何十年ぶりかに買った。


イメージ 1

”NEOPAN PRESTO 400”

コントラストが抑えられ、シャドー&ハイライト部の描写が優れているフィルムのような気がしたが
どうだろう・・・。昔の事だ!使って見ないとわからない・・・。

ライカに使うレンズはライカ製のレンズも含め、いずれもコントラストが低いものが多い。
だから、コントラストが高めのコダックが合うのであるが・・・。

私、写真人が住んでいる神奈川県の西湘地区にはコダックのモノクロを売っているカメラ店は実に少ない。
南足柄市にはフジフィルムの巨大工場があり、小田原市にはコニカの工場があったからだ。

デジカメをオリンパスに変え、モノクロフィルムをフジに変える私、写真人。

時代逆行である(=オリンパスさん、フジさんスミマセン・・・)!

こんな事でいいのかっ、私、写真人!追い詰められて・・・いやっ、自分で追い詰めているような・・・気がする・・・今日この頃・・・。


フィルムで撮影するの、楽しいのだけどなぁ~!!
楽しくて仕方ない・・・。

デジタルは何故かつまらない・・・。仕事で使っているせいかっ!?


「皆さんは何故、フィルムを使わないのでしょう!?」

フラッグシップのデジ一眼が50万円以上する昨今、
ネガのフィルムだとフィルム代、現像代合わせて一本あたり約800円。
50万円のデジ一眼だとフィルム代すべて込みで625本分だ!
・・・10万円くらいのスキャナーを買うとしても500本分はフィルム代にまわせる。

いやっ、フィルム100本だけ持ってビザの有効期限である一ヶ月はベトナムに滞在して、写真が撮れる。
競馬だと、全中央競馬の競馬場をすべて行ったとしてもお釣りが来る。
格安航空券を使えば、韓国、香港、シンガポール、ドバイ、フランス、アメリカの競馬場まで行ける(滞在費抜き)。

「あとは金がある分だけ、フィルムを買って撮影すればいいじゃんっ!」

・・・なんて、考えるのは、愚かな私、写真人だけだろうか!?