直接、本人と話をしていないのであるが、やはり右手が芳しくないらしい・・・。
なら、去年暮の一連のG1レースはなんだったのかっ！
無理してレースに復帰する必要はなかったのではなかろうか・・・
写真人として、競馬ファンとして、また馬券ファンとしても中途半端な状態で
レースをして欲しくなかった。
お手馬を他の騎手に勝ってもらいたくないから、譲りたくないし、自分で騎乗する。
そんな気がする・・・。
プロたるものいかなる場合でも、完全なコンディションで出てきて欲しい。
怪我の事をだましだましで競馬をしていたなんて、ファンをバカにしているとしか言えない。
大好きな武ちゃんだから、余計に腹が立つ。
・・・これが、去年、”暴言”を吐いた騎手なら何とも思わないのだけど・・・。
相撲の初場所、優勝はズバリツ、朝青龍で決まり！
コヤツの根性は騎手の数万倍である。
”引退だ！””横綱失格！”なんて言われれば言われるほど燃えるタイプなのである。
・・・”ファンタのCM”を見なさい、そんなトコ、微塵も見せてないけど・・・。
騎手の世界にはこうしたタイプはいない・・・。
”勝って世間をあっと言わせてやろう！”・・・なんて思っている人はいないのではなかろうか！？
まず、”馬ありき”だから・・・騎手の場合・・・。
良い馬の乗せてもらう事しか考えなくなったら、もはや騎手も終わりである。
・・・我々、競馬ファンの馬券の売り上げで賞金が決り、
また、数少ないがいずれは競馬ファンが馬主に昇格していくのである。
ファンのことを考えなければ、競馬サークルの人間は成り立たないということを
今一度考えて欲しいものである。