何とかならんもんかっ!?
「スポーツ新聞の通販で売っているような望遠レンズですね・・・」
と某フリーカメラマンやろー・・・。
「ほっとけっ!」
写真は機材で勝負ではない!腕で勝負だ・・・などと、
使い古された言葉を心のなかで叫ぶ。
曇天の日の東京競馬場。
露出はぎりぎりで絞り込んでいる。
ISO200 f4.0 1/400だ。本来なら1/250くらいが適正なのだが、
RAWで撮影しているので、あとでデジタル増感する。
このほうが、ISO400で撮るよりノイズが少ない。
フォーサーズの欠点はセンサーが小さいため、高感度に弱い。
フォーサーズの場合、JPEGで撮影という概念はなく、RAWで撮影するのが大前提になる。
さて、かっこ悪いレンズ。
AFレンズは昔も今も動いている被写体が最短距離まで近づいた時にピントが迷いやすい。
キャノンのEOS1系やニコンのD1桁シリーズでも多々迷いが生じる。
E-3も何も考えずに動いている被写体にレンズも向ければ迷いに迷いまくる。
競馬場のパドックで周回している馬のほとんどが、一定のリズムで周回を
重ねているので、カメラの動体予測に頼らず、おのれの頭で動体予測をする。
そうすればほとんどの場合、ピントが外れることがない。
写真のカットもそうで5コマのうちの1コマ目。1コマ目からピンがきている。
そのためには、10メートルくらい前から馬の歩くスピードや位置を確認しながらレンズを向け、
顔が弩アップになったとこからシャッターを切り始める。
すると2コマ目以上もピンがスムーズにピンがくる。
E-3のCPUは大学生くらいなので、こちらがフォローしてやらなくては
問題が解けない・・・。
まぁ~ゆっくり歩く馬くらいしっかりピンを拾ってくれないと困るけどね・・・。
カメラは大学生並でも使っている、私、写真人の知能は小学生くらいだから!
次回は突進してくる馬に向けて正面からレンズを向けた写真を載せるとしよう!
・・・ちょっと、不安だけど・・・。