使わないレンズ3本。 | そうべいのブログ

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写真のレンズは使わないレンズである。
・・・と言うより、”使えない”レンズだ。
キャノンEFの28、50,85・・・。

銀塩時代には多用したのであるが、デジタルでは用なし!
どのレンズもデジ一眼ではミラーボックス内での内面反射がキツイ。
後ろ玉とデジカメのセンサーとの反射が出やすくなっている。
・・・もちろんEOSの1シリーズではセンサーに取り付けられているガラスが
特殊なコーティングのため反射は起きにくい。
そのほかのEOSシリーズではバリバリ反射がでる。
その反射を押さえるためにレンズの後ろ玉のコーティングが重要なのであるが、
この3本のレンズにはロクなコーティングがされていないため、反射しまくりなのである。

最近ではすっかり出番がなくなったレンズ達ではあるが、メンテナンスはしっかりしている。
85mmは設計上の問題か、ホコリが入りやすく3,4回、レンズ清掃に出した。
28mmは日焼けしているであろうと思われるレンズはすべて交換した。
50mmはインナーフォーカスではないため、操作性が悪く調整してもらっている。
話は変わるが、うちの実家に誰も弾くことなくなったアップライトのピアノがある。
そのピアノ、4,5年に一度の割合で調律してもらっている・・・らしい(=両親談)。
・・・まるで実家のピアノと同じ・・・。

「いつかこの3本のレンズも出番を!」
を思っていたが、ついに出番が来た!

下取り。

デジタル設計のレンズのみというオリンパスのレンズと交換する。

このブログを見ている方々へ(=いるのかなぁ~、)
デジ一眼はもはボディで選ぶ時代は終わった。
これからはレンズで選ぶ時代。
印刷原稿の世界でも600万画素相当以上あれば十分使用に耐える。
お気に入りの写真を全紙サイズにプリントするのであれば、800万画素相当あれば十分。
だが、昔も今も基本であるが写真はレンズで決まる。
最近発売のデジ一眼はもはや非の打ち所がないくらい完成度が高い。
あとはレンズ選びということになる。
”周辺のピンが甘い””コントラストが低い””シャドウ、ハイライトの潰れ(orノイズ)”等々、
それらはレンズのせいだと思ってもらってよい。

フルサイズのデジ一眼が各社発売されているが、レンズも慎重に選んだほうが賢明だ。
デジ一眼、後期参入のソニーなんて、レンズが充実している。
カメラとレンズの製造を同時にしているところがうれしい。
・・・ただ、銀塩から写真をやっている者としてはカメラやレンズにある
”SONY”のロゴだけは許せないのであるが・・・。