騎手っていったい・・・・ | そうべいのブログ

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騎手っていったいなんだろう!?
中央競馬の場合、東西合わせて168人の騎手が在籍している。
ベテラン、新人、障害専門、調教専門様々だ。

技術の差って著しいのであろうか?!

競走馬に乗ったことがないので(乗馬の経験あり)、私は騎手の技術については
とやかく言うことが出来ない。
騎手に聞いてみると技術の差はさほどないようである。
では、何の差で勝ち星の差が出てくるのであろうか?!

それは人の差。

年間コンスタントに150勝近く勝つ武豊には少なくとも150人の人間が周りについており、
年間1~2勝しか出来ない騎手には1~2人の人間しか周りついていないという事だ。
人間の差(=人脈)が勝ち鞍の差になっている。

”強い馬は誰が乗っても同じ”
という見解は騎手にとって永遠のテーマである。

本当にそうなのか!?

本当にそうなのだ!

昔の競馬と違い、最近の競馬は生産→育成→厩舎・・・と一貫して競走馬の生産が行なわれている。
そんな環境での騎手だから昔に比べ騎手が占めるウェートもかなり落ちていると言わざるを得ない。
あとは騎手それぞれの経験の差が、人脈同様勝ち星に現れる。

今年のダービーはその典型。
優勝した四位は去年、ダービーを勝っているだけにラクにレースを運べたはず。
経験のない松岡は人脈があっても善戦どまり。
優勝した四位と4着に敗れた松岡の間には騎手としての技術の差はさほどないと考える。
ましてや大レースになれば、”馬が勝手に走って優勝”なんて事はありえない。

3着に負けた武豊をもってしても
「1コーナーでの不利が響いた」
なんて、ダービーに毎年のように出場し、何勝もしている騎手のコメントとは思えない。
不利がないようにレースを運ぶとなると、もはや”八百長”ではないかと思う。

騎手の心理として、”確信をもってレースに乗っている”騎手など皆無なのだ。
そんなモノに大金を賭ける気にはとてもじゃないがなれない。

プロスポーツではないが、陸上の短距離やマラソンの選手の勝ち星の差は
技術や選手の精神面での差が大きい。強い選手はいつも1着。
公営ギャンブルでも、己の技術が大きな差を占める競艇や競輪は強い選手は
いつも強いレースをしている。

競馬の騎手は・・・・。

やはり競馬は馬が中心。田中勝が以前、競馬のイベントで(酒が入っていたようだが・・・)、
「ディープインパクトならボクが乗っても三冠ですよ・・・」
と言っていた。

中央競馬の騎手に関しては、もっと謙虚に馬に勝たせてもらっている、
もしくは生産者、馬主のおかげで勝たしてもらっているということを強く意識して欲しい。

今一度、馬に注目して競馬を見てみると楽しいかも知れない。