4月6日、中山競馬場。いつものようにうだうだとゴール前に行き撮影の準備。
中山競馬、メインレース、ダービー卿CTのスタート。
4コーナーの桜が実にきれいなのだけど、今週までかなっ?!桜花賞の日は微妙・・・。
蛯名の馬はどこじゃ~~。おいおいそんなトコで大丈夫かいなっ?!
などと余裕の競馬観戦。ゴール前の写真なんて簡単、簡単・・・カメラがちゃんと撮ってくれるから。
直線線に入って横山典騎乗のサイレントプライドが先頭、二着は蛯名か!?
”カチャカチャカチャ・・・・”シャッターを切る。
とその時「AFがきかん!」いうあせった声がした。
私の後ろで撮影していたNくん。
あっという間に馬達はゴール板を駆け抜けて行きNくんに話しかける。
「さっきはどうしたのよ!?」
「今日はただ働きや。馬券もはずすし散々や・・・」
いつものNくんの元気がない・・・・。
どうやらカメラ、Canon MarkⅢの不具合のようだ。
リコールとなっているAFAiサーボ時のピント不調がでたらしい。よりによってゴールの瞬間に・・・。
症状はというと、レンズ(EF300/F2.8)はウィ~ン、ウィ~ンと作動するものの、
いずれもピンボケのまま。シャッターは切れない。レースが終わり確かめてみると今度は問題なく
AFも作動しピンともドンピシャ、シャッターも切れる。
「この前、ピント調整してもらったけど、こりゃアカンは修理してもらお、タダで。」
リコールなので修理は当然だが、修理から戻ってきても不安は残る・・・。
幸い私のカメラはCanon MarkⅡnで何ら不具合もない。
カメラ運がよいだけかも知れないが。でも、人ごととは思えないNくんの話。