昨日は、『五人娘』や『香取』を造られている、
寺田本家さん へいってきました~(^-^)/
右から三番目の方が、23代目当主の寺田啓左さんで、
その左どなりが専務の寺田優さん。。
(ちなみに一番左が今回ご紹介していただいた、『酒のはしもと』の社長、熱い漢の正木さん)
正木さん、あざーすっっ![]()
きれいに道具が整頓されていた![]()
昔はここで火を起こして、お米を蒸してたんだって。
蔵人の休憩が終わるまで来賓室でしばし待つ・・・
以前はお米の貯蔵庫として使っていたそうで、
天井がかなり高い造り(5~6メートルくらいかな??)になっていて、
入口の扉と壁の材質が重厚で凄かった![]()
当主と、専務さんからご挨拶![]()
「珍しいお酒ばかり作っています」と、
好奇心をそそる。
※今回の訪問の一番のテーマは、お酒のラベルにも書いてある【自然酒】。
通常はお酒を造るときに、もやし屋さんで買った麹カビと、
科学的に純粋培養した乳酸菌と酵母を添加して造られるが、
今回はすべて自然のもの!!
日本酒の用語で言えば、生もとづくりとか山廃づくりにあたるが、
麹カビまで自然の稲についたカビでお酒を造っているのかなりレアである。
(日本でここだけかもしれない・・・)
そこで、お待ちかねのもと摺りの準備ができた![]()
寺田本家さんでは、週二日で一日3回やるんだって。
もと摺り前のお米。
まだお米の形がハッキリ残ってる。
若い蔵人さんの唄いだしからはじまり、
蔵人さん全員で声を合わせ唄いながらの作業。
最初、その迫力に圧倒された( ̄□ ̄;)
その唄声と空間に魅了され吸い込まれていく感じ!!!
ちなみに、オレも、
もと摺りをやらせてもらいました![]()
もと摺り後の酒母![]()
しっかりと、力でつぶさずに菌の力で溶かしてやりましたわい(=⌒▽⌒=)
最後に、蔵人の南さんから唄について説明。
(最初は彼の唄いだしからで、かなりの美声で唄が上手かった。)
昔の人は、仕事という概念がなく、
仕事=生活だったから、仕事に唄はつきものだったようで、
めでたい唄を唄いながらの仕事は、楽しい気持ちになって仕事に気持ちが入るんだって![]()
彼は、料理研究家でもあり、唄も上手くてお酒が造れる。
しかも、オレの次ぐらいにイケメンなんて多才だよな(笑)![]()
今回の訪問で感動したことの中のひとつ。。。
蔵人の皆で唄を唄いながら、皆で一つの作業をする姿をみて、
唄声とともに皆の心がひとつになっていく。
そして、力を合わせ『お酒を造る』という気持ちが同調する職場、
うらやましい(T_T)
お店でたまに見かける同調といえば、
肉食系スタッフの怒号ぐらいだよ・・・
こういう環境を目指して頑張んないとな![]()
~ つづく ~
二代目










