テクニカルガイド8
カラーモード
データはCMYK作成して下さい。
カラーモードが設定できるアプリケーションは必ずCMYKモードで作成して下さい。
それ以外のアプリケーションは、必ずCMYKでオブジェクトを作成して下さい。
RGBのオブジェクトは自動的にCMYKに変換します。この場合の色調の変化はご了承願います。
色の原理と再現性
PCモニタやカラープリンタ出力物と印刷物との色味は異なります。
RGB
加色混合という混色の方法で、RGB全てが100%で混合された色は白になります。液晶テレビやPCモニタなどの発色原理です。
CMYK
減色混合という混色の方法で、CMY全てが100%で混合された色は黒になります。印刷インクの発色原理で、CMYのみではグレー~黒の再現性に濃度不足など問題があり、通常Kインクを加えて4色で使用します。
PCモニタで見るデータはRGBカラーで問題ありませんが、通常印刷で使用するデータはCMYKカラーである必要があります。 RGBカラーをCMYKカラーに変換した場合、全く同じ色になる事はありません。RGBカラーとCMYKカラーとでは、色域(表現出来る色の範囲)にかなり差があり、色域が広いRGBカラーから色域が狭いCMYKカラーに変換した時に、RGBカラーでしか表現出来ない様な鮮やかな色調は、CMYKカラーでは少しくすんだ様な色に置き換わってしまいます。 根本的に全く異なる表現方法のPCモニタと印刷物とのカラーマッチングは非常に難しく、また、一般的なカラープリンタはプリントまでの過程で、CMYKカラーでは無いカラーモードに変換してから4色以上のインクを使ってプリントしているので、この変換を完全にコントロール出来ないとCMYKカラー印刷物とはカラーマッチング出来ませんが、一般的なカラープリンタでプリントする色をコントロールするのは現実的に難しくなっています。ご理解頂きますようお願い致します。
お久しぶりです。DTPのTです。
今日は、朝から雨でした。
おかげでうだるような暑さも多少は緩和してました。
でも、湿気がすごかったですね。
ちょっとテクニカルガイド、間が空いたので、もう一度、ここから始めますね。
CMYKとRGB。
難しいです。
ナノで、今回は思い出話で逃げます。
CMYKって、中学の頃の美術の授業を思い出します。
「水色(シアン)、ピンク(マゼンタ)、黄色、この3色があれば、どんな色も作れるんだ」
と、
3色だけ使って、チャートっぽいものを作ったんです。
まず、画用紙に、3センチ角くらいの四角い線を、3っつ三角形にならべて、
それぞれの色を塗る。
で、次に隣あった色を足したものを、四角と四角の間にある四角に塗る。
また、となり合った、足した色と、別の足した色を足して色を塗る。
本当に色んな色が出来たんですよね。
でも、色を足せば足した分だけ、
濁っていく。
その色の絵の具と比べても、その色の発色は歴然でした。
目分量なので、出来上がる色は人それぞれでしたが、
みんなで見せ合ったりと、
とても楽しい授業だったのを覚えています。
この先生は、担任でもあったのですが、
こうした、面白い話をしてくれて、とても楽しい授業をしてくれました。
その画用紙の中に出来た色の名前が書いてあったのですが、
もう、どんな色があったのか、忘れてますが、
1色だけ、覚えています。
「オリーブ色」
当時、オリーブなんて見た事なかった私は、
とても新鮮な色の名前でした。
だから、今でも、
「オリーブ」と言う文字や、
オリーブ色の色を見ると、
この授業を思い出します。

カラーモードが設定できるアプリケーションは必ずCMYKモードで作成して下さい。
それ以外のアプリケーションは、必ずCMYKでオブジェクトを作成して下さい。
RGBのオブジェクトは自動的にCMYKに変換します。この場合の色調の変化はご了承願います。
色の原理と再現性

RGB
加色混合という混色の方法で、RGB全てが100%で混合された色は白になります。液晶テレビやPCモニタなどの発色原理です。
CMYK
減色混合という混色の方法で、CMY全てが100%で混合された色は黒になります。印刷インクの発色原理で、CMYのみではグレー~黒の再現性に濃度不足など問題があり、通常Kインクを加えて4色で使用します。
PCモニタで見るデータはRGBカラーで問題ありませんが、通常印刷で使用するデータはCMYKカラーである必要があります。 RGBカラーをCMYKカラーに変換した場合、全く同じ色になる事はありません。RGBカラーとCMYKカラーとでは、色域(表現出来る色の範囲)にかなり差があり、色域が広いRGBカラーから色域が狭いCMYKカラーに変換した時に、RGBカラーでしか表現出来ない様な鮮やかな色調は、CMYKカラーでは少しくすんだ様な色に置き換わってしまいます。 根本的に全く異なる表現方法のPCモニタと印刷物とのカラーマッチングは非常に難しく、また、一般的なカラープリンタはプリントまでの過程で、CMYKカラーでは無いカラーモードに変換してから4色以上のインクを使ってプリントしているので、この変換を完全にコントロール出来ないとCMYKカラー印刷物とはカラーマッチング出来ませんが、一般的なカラープリンタでプリントする色をコントロールするのは現実的に難しくなっています。ご理解頂きますようお願い致します。
お久しぶりです。DTPのTです。
今日は、朝から雨でした。
おかげでうだるような暑さも多少は緩和してました。
でも、湿気がすごかったですね。
ちょっとテクニカルガイド、間が空いたので、もう一度、ここから始めますね。
CMYKとRGB。
難しいです。
ナノで、今回は思い出話で逃げます。
CMYKって、中学の頃の美術の授業を思い出します。
「水色(シアン)、ピンク(マゼンタ)、黄色、この3色があれば、どんな色も作れるんだ」
と、
3色だけ使って、チャートっぽいものを作ったんです。
まず、画用紙に、3センチ角くらいの四角い線を、3っつ三角形にならべて、
それぞれの色を塗る。
で、次に隣あった色を足したものを、四角と四角の間にある四角に塗る。
また、となり合った、足した色と、別の足した色を足して色を塗る。
本当に色んな色が出来たんですよね。
でも、色を足せば足した分だけ、
濁っていく。
その色の絵の具と比べても、その色の発色は歴然でした。
目分量なので、出来上がる色は人それぞれでしたが、
みんなで見せ合ったりと、
とても楽しい授業だったのを覚えています。
この先生は、担任でもあったのですが、
こうした、面白い話をしてくれて、とても楽しい授業をしてくれました。
その画用紙の中に出来た色の名前が書いてあったのですが、
もう、どんな色があったのか、忘れてますが、
1色だけ、覚えています。
「オリーブ色」
当時、オリーブなんて見た事なかった私は、
とても新鮮な色の名前でした。
だから、今でも、
「オリーブ」と言う文字や、
オリーブ色の色を見ると、
この授業を思い出します。