死語の世界(No.ストリップ
今日は、DTP課のTです。
今日は暑かったですね。
ちょっと前まで、制服、夏服に切り替えていたのですが、
「紫外線アレルギー」との診断をもらい、また、冬服に戻しました。
正直、暑いです!
でも、今の私にはこれを着るしかありません。
汗だくです。
さて、昔話です。
かれこれ、15年ほど前の話です。私が入社2年目(あ、年が・・・)
初めて”可愛い”後輩が2人入社しました。
二人が仲良く電車に乗っていたときの会話です。
後輩A「今日、S先輩に、ストリップの仕方を教えてもらったよ」
後輩B「え!私、まだ教えてもらってない」
後輩A「結構、難しいんだ、ストリップ」
後輩B「私もやってみたい」
この様な会話をしていたそうです。少し込み合っていた、電車の中、周りの人は、びっくりした顔で二人をみていたそうです。
PhotshopもIllustratorもない時代、もちろん、CTPもなくPS版には、フィルムを用いてや切る毛ていました。その、フイルムの製作は、時間も手間も、今と比べ物にならない程時間もかかりました。今は文字訂正なんかは、マウスを動かし、deleteキーを使い、キーボードで、カチカチとすれば、簡単に直せます。
でも、アナログ製版の場合は、そうも言ってられません。写植やで文字をうってもらい、紙焼きをもらって、そこから、再び、フィルムの製作と言う、手間のかかる作業をしてました。
例え1文字でも、訂正があれば、当然、作り直す訳で、コストもかかります。
で、考えられた(と思われます)のが、ストリップフィルムです。膜面に薄い膜が貼ってある、フィルムみたいなもので、訂正文字を、このフィルムに焼き付けして、膜面側に糊(接着剤?)を付けて、訂正部分に歯って直してました。とても薄い膜なので、よほどの事がない限り、露光で影響は出ません。
この訂正方法は、全ての訂正に対応できる訳でなく、一番問題ないのが、墨凸で、文字の周りに網点がない場合に限られましたけど。コスト面、安全面を考えて、墨凸、周り白(CMYならオK)野場合は、このストリップによる訂正をしてました。
今でも、この方法を使われている会社もあるようですが、私たちは、メーカーが生産中止との報告をうけて、それを機にストリップ訂正は、なくしました。需要も極端に減りましたしね。
すごく神経を使う仕事でしたが、とても好きな仕事でした。
ストリップ・・・
今日は暑かったですね。
ちょっと前まで、制服、夏服に切り替えていたのですが、
「紫外線アレルギー」との診断をもらい、また、冬服に戻しました。
正直、暑いです!
でも、今の私にはこれを着るしかありません。
汗だくです。
さて、昔話です。
かれこれ、15年ほど前の話です。私が入社2年目(あ、年が・・・)
初めて”可愛い”後輩が2人入社しました。
二人が仲良く電車に乗っていたときの会話です。
後輩A「今日、S先輩に、ストリップの仕方を教えてもらったよ」
後輩B「え!私、まだ教えてもらってない」
後輩A「結構、難しいんだ、ストリップ」
後輩B「私もやってみたい」
この様な会話をしていたそうです。少し込み合っていた、電車の中、周りの人は、びっくりした顔で二人をみていたそうです。
PhotshopもIllustratorもない時代、もちろん、CTPもなくPS版には、フィルムを用いてや切る毛ていました。その、フイルムの製作は、時間も手間も、今と比べ物にならない程時間もかかりました。今は文字訂正なんかは、マウスを動かし、deleteキーを使い、キーボードで、カチカチとすれば、簡単に直せます。
でも、アナログ製版の場合は、そうも言ってられません。写植やで文字をうってもらい、紙焼きをもらって、そこから、再び、フィルムの製作と言う、手間のかかる作業をしてました。
例え1文字でも、訂正があれば、当然、作り直す訳で、コストもかかります。
で、考えられた(と思われます)のが、ストリップフィルムです。膜面に薄い膜が貼ってある、フィルムみたいなもので、訂正文字を、このフィルムに焼き付けして、膜面側に糊(接着剤?)を付けて、訂正部分に歯って直してました。とても薄い膜なので、よほどの事がない限り、露光で影響は出ません。
この訂正方法は、全ての訂正に対応できる訳でなく、一番問題ないのが、墨凸で、文字の周りに網点がない場合に限られましたけど。コスト面、安全面を考えて、墨凸、周り白(CMYならオK)野場合は、このストリップによる訂正をしてました。
今でも、この方法を使われている会社もあるようですが、私たちは、メーカーが生産中止との報告をうけて、それを機にストリップ訂正は、なくしました。需要も極端に減りましたしね。
すごく神経を使う仕事でしたが、とても好きな仕事でした。
ストリップ・・・