食べかすではありません! プラークは食べかすではありません。 口の中にいる細菌の塊がプラークなのです。 より正確に言えば、口腔内常在菌が合成する粘着性の高い 菌体外多糖がプラーク(dental plaque)である。 プラークは虫歯の原因でもあるが、歯肉辺縁に付着すると 炎症反応を起こす。 つまり、歯肉炎の始まりだ。 【 歯肉炎から歯周炎へ進むケースを写真つきで説明したページ 】 《神田錦町歯科・新御茶ノ水駅から徒歩3分》
歯肉炎から歯周炎へ。 歯肉炎と歯周炎をまとめて歯周病と言っていますが、 一般には歯肉炎から歯周炎へすすむケースが多い。 つまり、はじめ炎症が歯肉に限定されていたものが、 治療されずに炎症の範囲を広げて歯周炎になってし まう……ということです。 虫歯の場合でもそうですが、やはり早い段階での手 当てが必要です。 歯周病を引き起こす直接の原因はプラーク。 プラークコントロールという言葉は、テレビのCMなど を通してよく知られています。 しかし、実際に患者さんにうかがってみるとプラークの 意味を取り違えていらっしゃることが多い。 《神田錦町歯科・新御茶ノ水駅から徒歩3分》 【 7日に15号が配信されます!】
歯周病について(1) 【 「歯肉炎」と「歯周炎」 】 歯周病が大切な歯を失う原因のひとつであることを、このブログでも 繰り返し指摘してきました。 そこで、これから二週間ほど、これまでの記事を簡単にまとめながら 歯周病に関する知識を整理してみます。 歯周病は大きく分けると、歯肉炎と歯周炎になる。一文字違いだが、 この二つは病態がまったく異なる。 炎症が歯肉に局限していれば歯肉炎。 深部歯周支持組織にまで炎症が及んでいれば歯周炎である。 《神田錦町歯科・新御茶ノ水駅から徒歩3分》 【 この技を見よ!……「週にいっぺん、歯の話」 】