かつては、オールセラミックのかぶせ物 ( オールセラミック・クラウン )

はポーセレンという陶器の歯科材料だけで作られたものでした。




けれども、このポーセレンは焼成するときに縮んだり、気泡が入ったり

しやすい弱点があり、全体の強度や加工の点でもやや問題がありまし

た。




そこで内側から補強する……という方法が取られるのですが、補強に

金属を用いたのがメタルボンドです。




金属ではなく、より強度の高いセラミック……アルミナやジルコニアで

裏打ちをしたものが、これからのオールセラミック・クラウンとして主流

になろうとしています。





  《新御茶ノ水駅から徒歩3分……神田錦町歯科》



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TSUTAYAでレンタルし、自宅にて。




医師である主人公(三船敏郎)が、医療事故で梅毒に感染し、その病魔との闘いを描いています。




現代だと差別につながる描写が多く、




撮影当時の時代背景と鑑みても、




現在では弱者=病人への社会的配慮や、




人権重視の対応が大きく異なるので、観ていて違和感を感じずには、




いられませんでした。




しかし、映画の中の主人公演じる三船、その父役の志村喬の演技は素晴らしく、




映画そのものは評価されるべきレベルにあると思います。







  《新御茶ノ水駅から徒歩3分……神田錦町歯科》



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歯科治療素材としてのジルコニアセラミックの話の続きです。




この素材の主原料である酸化ジルコニアはその強度によって

注目されています。




スペースシャトルの耐熱タイルに用いられたり、F1のブレーキ

システムの部品にも採用されています。




歯科でも用いられるのは、もちろん人体に対する安全性も高い

からです。






  《新御茶ノ水駅から徒歩3分……神田錦町歯科》



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