もう10年も経とうか、以前、友人に貰ったティファニーのマネークリップが閉まらなくなり修理に出していたのですが、仕上がったと連絡があり、午後新宿三越まで受け取りに行ってきました。



実は、財布を数回紛失し、キャッシュカードやらクレジットカードやらを一時に失うという忌まわしい経験をした後、財布はやめてマネークリップを使うようになったんです。


それを知ってる友人がプレゼントしてくれたのが、ティファニーのマネークリップ。


こんな機会でもなきゃ高級宝飾店には縁のない私。アクセサリーには男物女物問わず、全く興味がないため値札なんぞ見た記憶がありません。



立派な値段ですね~もちろん、ティファニーと言うブランドの成せる技なのでしょうが。金合金の小さなペンダントがこの値段か!と、ため息が出ました。


というのも、歯に被せる冠(クラウン)も、ペンダントや指輪も、パターンに金属を溶かし流し込んで造る、いわゆる鋳造と呼ばれるやり方で同じ作製方法なのですね。



歯の場合は患者さんの型を歯科医が採り、専門の技工士が噛み合わせを考えながらパターンを作り1本1本鋳造します。


しかも、髪の毛1本噛んでも分かるぐらいですからかなりの精度を要求されます。


ペンダントや指輪の場合、1点物なら同様ですが、店頭に複数ある物ならパターンをコピーし作って同じ物を大量生産できるわけです。


うちの被せ物にティファニーの刻印入れたくなりました!