何の因果か今年は梅干しを自分で作ろうと思い立ち、
2キロばかし仕込み中なのです。
思い立ったのが4月の上旬。
まずは、ど素人の私がやるのだから
腕がどうのといったレベルでないことは確か。
腕がないのだから材料だけは良いものを
揃えよう、と考えた。
ここで梅干しの作り方をネットで調べたり、
書籍を買ってみたり。
分かったこと。
必要なものは、
1、梅
2、塩
3、漬ける容器
4、ビニール袋(水を入れて重しに使う)
たったこれだけなんですね。
赤い紫蘇の色が付いた赤梅干しにはもちろん紫蘇が必要ですが、
私が目指すのは白梅干し。
焼酎のお湯割りに入れるには白梅干しじゃなきゃいけません。
最近の梅干しは健康志向で減塩だったり、
なかには蜂蜜入り、鰹節入りなども見かけますが、
梅干しとはしょっぱいもの。
妙な味付けは一切必要無し。
塩だけのしょっぱい梅干しが私は好きなのです。
そこで、材料選びから。
まずは梅。
皮が薄く実が大きくふっくらした、南高梅。
しかも、完熟梅。
熟して自然に落下した梅を、
和歌山の農家の方にお願いしました。
届いて梱包をほどいた瞬間、
部屋中に素晴らしい甘い香りが。
梅の果実がこんなに良い香りだったとは。
数えてみると、2.2Kgで45個の梅が入っていました。
1個約49gですから立派な大きさでしょう。
塩は天然の粗塩を準備して、早速、塩漬けに。
絶対にカビさせたくないので、
20%の塩分濃度で2Kgの梅を
6月13日に塩漬けしました。
そして、順調に梅酢が上がってきたので、
一安心。
後は、土用干しです。
つづく