ウ蝕、虫歯である、
虫歯が進行すると保存不可能→抜歯となる。
虫歯は、Co C1 C2 C3 C4 の五段階に分類される。
最も進行したC4が残根状態(根だけ残った状態)=要抜歯である。
虫歯は初期はエナメル質の白濁から始まる。
この段階では経過観察のみで、削ることは無い。
Co(caries for observation)、要観察歯だ。
これより進行すると
C1、エナメル質に限局したウ蝕となる。
虫歯を削り取り樹脂を詰めることで、
1回の治療で終わることがほとんどだ。
この段階では症状は何も無い。
次の段階
C2、虫歯がエナメル質を越え
象牙質に達したもの。
やはり、虫歯を削り取り樹脂を詰めるか、
大きさによっては型採り後に金属で修復
する場合もある。1回~3回で治療終了。
症状としては冷痛、冷たいものに一瞬しみる
といった程度。
ジーンと数十秒しみたり、
温痛、熱いものがしみる場合はもう一段階
進行していると考えられる。
歯を長持ちさせるためにはこの段階
C2までで処置をおえるように、
定期健診で早め早めに虫歯をチェック、処置することが
一番大事であろう。
次の段階、C3になると状況は一変する。