おはようございます。松之丞です。
皆様どうですか今年は。私のブログを見て頂いているという事は、さては順風満帆じゃないでしょうね。
こっちは可もなく不可もなく、漂うに生きています。
ただあの会が流れたり、あいつがムカついたり、あいつにいつか目にものみせてやるから覚えてろよ。ブサイクな顔しやがってという、負の気迫で生きています。
でもでも講談は好きなので、講談を好きな人はみーんな大好きだよの気持ちで。アイドル的な思考をするようになったとさ。
台湾で、多少癒されましたよ。
そういえば、その台湾帰りの翌日。神田松鯉独演会「松鯉の会」にて。
師匠が楽屋で
「うーん、この会いつやめてもいいんだよな」とポツリ。
私が驚いて
「えっ、師匠なんでですか❓こんだけ盛況ですよ。何で辞めようと思うんですか」
に対しての返し。
「うーん、••••••••だって緊張するかなぁ。」
どうです、この答え。緊張するからやめたいという。理由、緊張するから。ですよ。
これが大事なんでしょうね。責任感が強いというのはこういうことなんだろうと思います。勿論、高座にあがれば微塵もみせないんですけど。
確かにこの定例の1年に2回の高座は、毎回節目なんだろうと。この会だけは毎回テープに自分の音をとっていますし。
結局、死ぬまでやるんでしょうけど。師匠の業をみるような。あれだけキャリアを重ねて、緊張するからやめたいとまで言わせる松鯉の会、恐るべしです。
そんな松鯉の会は、残念ながら11月までないんですけど。代わりにですね。
松鯉、松之丞親子会があります。講談研究室といいます。すいませんねー、告知です。
6月7日(土)
第12回講談研究室
17時15分開場 17時45分開演 上野広小路亭
¥2500(当日) ¥2000(前売り)
ご予約•お問い合わせ 070-5371-6341 (留守番対応) メール koudanken@willcom.com
【慶安太平記 俥読み】
神田松之丞「秦式部」他一席
神田松鯉「戸村丹三郎」他一席
前講•神田みのり
いつも日本橋亭でやっているのですが、今回は諸事情あって上野広小路亭です。
この日本橋から広小路に代わるという、J2感覚がいいですよね。
次回以降はまたJ1の日本橋亭です。お間違えのないように。
しかも今回は、師匠の「戸村丹三郎」が相当長いのではという説があるので。(師匠もやってみなければ自分でも分からない発言)
私も師匠も前半はトントンいこうかなと。
普通みのり⇒トントン松之丞⇒トントン松鯉⇒仲入り⇒普通松之丞⇒たっぷり松鯉
でいこうと思います。このコンセプトでいきましょう。
後半は慶安太平記を師匠とリレーで読んでいくのですが、今回は初めての人でも全く問題なしです。
ましてや「戸村丹三郎」は、一席もののようなものです。あらすじいらずという。
私も師匠の高座を聴けるのをワクワクしとります。
そんなこんなでお越し頂ければ、幸いです。
お待ちしてます。
広小路亭ですよ。重ねて今回は広小路。
\(^o^)/