行政書士を目指したワケ(5)
意地でも受験!
「生まれて初めて猛勉強したのについてないなー」とベッドの上で考えつつ、
本試験日までに退院出来るか否か、体力の回復を祈りICUの天井を見つめていました。(絶対安静状態のため。)
医師に受験できるかどうか聞いたところ「無理です。退院できません」との回答です。
しかし、不戦敗だけは避けるべく病院で勉強をつづけ病院関係者に交渉し続けて、本試験2日前に
やっと、試験日半日の外出許可が下り(下りなければ脱走するつもりでした。)、試験会場へ行くことが
出来ました。こんな状態なので当然合格するはずも無く、見事不合格となりましたが、やりきった事に
満足感と充実感で一杯でした。
つづく
行政書士を目指したワケ(4)
急転直下!
カリキュラムに遅れずについて行き、模擬試験も合格圏内に丸暗記勉強で入り込めて、
本試験合格までラストスパートをかけるつもりだったのだが、勉強に慣れていない
私の体が悲鳴をあげました。
あと一月で本試験というのに、「急性心筋梗塞」で病院送りとなり、それも搬送後緊急手術を受け
一命は取り留めることができました。
担当医師曰く「あと1時間遅れたら助からなかったね」とのことでした。
それから40日間の入院生活が始まりました。
つづく
もう少しお付き合いください。
仕事の話も随時書いていきますので・・。
行政書士を目指したワケ(3)
復習に追われる!
予備校のカリキュラムに遅れないように、自習室で復習の日々。
復習といってもひたすら丸暗記で理解は後回し。
漢字書き取りを行う様に、繰り返し書いて覚えるのみ。
こんな調子で季節はあっという間に過ぎ、いよいよ本試験1月前の直前期に
突入したところである異変が発生・・・。
つづく