三十五歳から、静岡へ単身赴任すること"二年七ヶ月"を 数えた。
今日は久しぶりに、
昔 往ったり来たりした"東名高速"をひた走って、
静岡に着いた。
曇っていた名古屋から、
掛川を越えた辺りで、
フロントガラスに水滴が落ちはじめ、
牧の原を過ぎたころには 本降りの雨になった。
久しぶりの静岡アソシアホテルは、
どしゃ降りの中で迎えてくれた。
やはり、間違いなく"雨男"の ようだ。
十数年前の 名古屋への"深夜の帰路"、
牧の原から名古屋への下り坂、
赤のマセラティと140キロで
"抜きつ抜かれつ"の横着ドライブ…、
マセラティに追い越し車線を明け渡して走行車線に入り、
一切後方確認をすることなく 再び追い越し車線に戻ろうとした瞬間
"右目の端に映ったメルセデスの黒い車体"、
スピンしなかったのは その夜は快晴だったのが、
幸いしたのだろうと 胆を冷やしたことが今更ながら思いだされる。
ただ、
今は、
あの時は まだ"寿命"が、
満期になっていなかったのだろうと、
思っている。
今日は久しぶりに、
昔 往ったり来たりした"東名高速"をひた走って、
静岡に着いた。
曇っていた名古屋から、
掛川を越えた辺りで、
フロントガラスに水滴が落ちはじめ、
牧の原を過ぎたころには 本降りの雨になった。
久しぶりの静岡アソシアホテルは、
どしゃ降りの中で迎えてくれた。
やはり、間違いなく"雨男"の ようだ。
十数年前の 名古屋への"深夜の帰路"、
牧の原から名古屋への下り坂、
赤のマセラティと140キロで
"抜きつ抜かれつ"の横着ドライブ…、
マセラティに追い越し車線を明け渡して走行車線に入り、
一切後方確認をすることなく 再び追い越し車線に戻ろうとした瞬間
"右目の端に映ったメルセデスの黒い車体"、
スピンしなかったのは その夜は快晴だったのが、
幸いしたのだろうと 胆を冷やしたことが今更ながら思いだされる。
ただ、
今は、
あの時は まだ"寿命"が、
満期になっていなかったのだろうと、
思っている。