三十五歳から、静岡へ単身赴任すること"二年七ヶ月"を 数えた。


今日は久しぶりに、

昔 往ったり来たりした"東名高速"をひた走って、


静岡に着いた。


曇っていた名古屋から、


掛川を越えた辺りで、


フロントガラスに水滴が落ちはじめ、


牧の原を過ぎたころには 本降りの雨になった。


久しぶりの静岡アソシアホテルは、

どしゃ降りの中で迎えてくれた。


やはり、間違いなく"雨男"の ようだ。


十数年前の 名古屋への"深夜の帰路"、


牧の原から名古屋への下り坂、


赤のマセラティと140キロで


"抜きつ抜かれつ"の横着ドライブ…、


マセラティに追い越し車線を明け渡して走行車線に入り、


一切後方確認をすることなく 再び追い越し車線に戻ろうとした瞬間


"右目の端に映ったメルセデスの黒い車体"、


スピンしなかったのは その夜は快晴だったのが、


幸いしたのだろうと 胆を冷やしたことが今更ながら思いだされる。


ただ、


今は、


あの時は まだ"寿命"が、


満期になっていなかったのだろうと、


思っている。
町内の"交通事故ゼロの日"、


交通立ち番を してきました。


季節はもうすっかり冬、毛糸の手袋をはめてても 手がかじかんでしまった。


マカオが2~3年、シンガポールが約四年、亜熱帯育ちには キツい季節です。


発汗作用は人一番順調なせいで、

背中にすぐ汗をかきます、


そして そのままストレートに体が冷えて、


風邪をひきます。

映画やテレビドラマで、


トレンド俳優達が 下着を着けないで、直接"カッターシャツを着たりしますが、


背中の発汗作用は 一体どうなっているのでしょう?


見ている端から、

風邪をひきそうです。
どれだけの人に、

供養されても、


惜しまれても、


死んで 消滅してしまえば、


まさに、 ジ エンド!


自分自身が、この世から消え失せてしまう たまらない寂寥感が克服出来ない。



しかし、歳とともに「 覚悟 」は、出来そう…。


人の一生、輪廻と言われるモノの摂理は、こういうコトなのかも しれない。