｢ 小さい お家 ｣

毎週 木曜日は、

｢ 小さい お家 ｣に 泊まります 。

なので、


金曜日の朝は "牧野ヶ池" ウォーキングに なります 。


マンションの 扉を締めて、


ウインドブレーカーの 裏返しに気がついた、


ついでに 空を見上げると "真っ黒の雲" 、


あわてて 百円ショップで買った ビニール傘を 小脇に挟んだ 。



ウォーキングの出で立ちは、


左手に 飲料水のペットボトルと鍵束、

右手に 携帯電話とビニール傘 。


完全に 全編ウォーキングに 撤したのは ほぼ１年前から、


以前は 左手に携帯電話 右手にペットボトルの スタイルで、


気が向くと ジョギングに 切り替えていた 。


走り方が 悪かったのか!? 路面が悪かったのか!?、

"前のめりに 転ぶと…"、


左手の携帯電話と 右手のペットボトルを 握りしめているせいで、


両手の平を うまくつけず、


十年間で二度 "前歯を欠損" した 。


往年のラグビー 名プレイヤーのプライドは "ズタズタに傷ついた 。

大きな筋肉や 物を持ち上げる力は、

まったく 昔と遜色無いが、

スピード 瞬発力 俊敏性は 著しく劣化して来て いる 。


悩ましい ねぇー。

｢ 仁義無き 闘い ｣

家人は 熱心な "愛猫家 "で ある 。


知ってか 知らずか？


毎年２回 子どもを生むと、


｢ さも 飼ってくれ！｣ と、 云わんばかりに 乳飲み子猫を 十年越しに連れて 来る "肝っ玉母さん"風の母親猫がいる。


どういう訳か はてまた父親猫のせいか、


毎回白黒の斑と 真っ黒猫の セット 。


おかげで 家の中には 常時５～６匹の白黒と黒猫が、


我が物顔に 徘徊している 。


そしてそのおかげで、


押し入れの 襖は、


"番長 皿屋敷" 。

リビングの 籐製家具は バラバラ状態に ある 。


もともと 掃除がキライな"オンナ"の 家人は、


｢ 掃除をしても、 家の子達は みんな"土足"だから…｣と あっけらかんと したものである 。



｢ 頼むから ヒトの部屋には 入れるな ｣と ムダな申し入れを したことに、

腹を立てたのか!?
一匹の黒猫が、


隙有らば マイルームに 入り込んでは、


オシッコを する 。


ご存知のように "猫のオシッコ"は、


鼻が ひん曲がるほど 臭い 。


昨夜も やっと"寝床"に 横になろうとした 瞬間、


｢ うん うん なんだ この臭いは？ ｣


かくして、 夜の夜中に 部屋の中央で 仁王立ち

ご近所の手前 夜中に怒鳴りまくるわけにも いかず、


ホウホウの体で 後片付けして、


絨毯の上で 寝る羽目に なった 。

この黒猫 顔を合わせる度に、


"プイ!! とばかりに" 顔をそむける 。



やれやれ


当分の間 コイツと ｢ 仁義無き 闘い ｣を、


しなければ ならないのだろうか…

｢ 懐古 ｣

やっと 晴れた朝、


東山動物園 横の歩道は、


紅葉した 街路樹の落葉が、 歩道を 赤や黄色に びっしり埋め尽くして 思わぬ "拾い物の" 秋の風景だった 。


スカイタワーを やり過ごして 植物園に沿った 万歩コースへ、


この路は、


今の若いひと達は 知る由も無いが、


40年以上前は、｢ 東山ドライブコース ｣ だった。


Sが ひとつ多いと言われた、"丸まっちい ブルーバード1600スリーＳ 。


｢ よくもまぁ！ こんな狭い道を ブイブイと… ｣、

最近 昔の道路に 行き会う度に、


決まって その狭さに 驚いてしまうなぁー 。