500円硬貨が、忽然と消えて無くなる。


前回は1枚、今夜は大枚5枚。


前回のこともあって、今回は車から降りる時から余程注意をはらっていたのだが…。


自室に入った途端、パターマットに家人の飼っている黒猫のオシッコの跡。


ついカーッとなって、ファブリーズとティッシュで後始末。


一息ついて、筋トレの準備体操を始めてやっと気がついた。


500円硬貨は、どうなった?


二階から一階、そしてガレージまで三往復。


大体、右手に握りしめていたはずの硬貨の記憶がまったく無い。


二十歳の時、クルマ車の屋根の上にのせたハズのセカンドバックが、うっかり発車しかかって止まったのに、忽然と消え失せた。


絶対に単なる老化現象ではなくて、摩訶不思議だと思うのだけれど…。