ラジオの深夜放送で 流れて来る、

「 マライア・キャリーの ヒーロー 」

マイクカラオケから いかにも"深夜放送らしい 女性で低音のハスキーボイスのコメント"が聞こえて来る、

「 このころの マライア・キャリーは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い…。
この曲の テーマのヒーローも、誰か他人を助ける ヒーローではなくて "バブルの傷跡から 今まさに 立ち上がろうとする自分自身への エールを贈る ヒーロー"などと。


名古屋市で言えば、

栄のテレビ塔 すぐ西の土地が、

坪あたり"一千万円"なんて べらぼーな値段で売れたって話を皮切りに、乗用車はくそ高かった"日産 シーマ"が バカバカ売れるは、ヤクザばかりか 普通のサラリーマンでも"メルセデス"を買うやつがいた、


なにせ、とりあえず「 何でもいい 土地の権利書さえ持っていけば 」、
三文判のハンコで 銀行はバンバンお金を貸してくれる。


借りたお金で買ったばかりの"マンション"が、すぐ 2倍3倍で売れれば "貯金なんてアホらしくてやっていられない"てんで、世の中全部が金持ちに成っちゃった気分で ドンチャン騒ぎ。


いくら いささか度が過ぎたとはいえ、もう少し上手く"軟着陸"させられたと思うが、


「 熱し易く冷めやすい、極端から極端へ飛び降りるのが、日本人の常 」

軟着陸どころか、いきなり風船の破裂のように むちゃくちゃに経済を破壊して "バブル崩壊"



明治維新も、太平洋戦争も、バブル崩壊も、

「 日本人が、時々必要とする "ガス抜き"だと、思う 」が、


最近の若い人たちは、


バブルの"バの字"も、

知らないん だよね…。