テレビニュースであれ、或いは ラジオであれ、


どうしても 耳障りで 「 違和感の残るニュース表現 」が、気になって仕様が無い。


歴史的にも、どこから見ても、日本固有の領土である「 竹島 」との 説明までは良しとして、


これが、アナウンサーのニュース原稿読みになると、
「 島根県の竹島 」という耳障りな表現に、突然変わってしまうのは 何故?


外務省に勤務する関係者に、

何故なのか? その理由を尋ねてみた。


政治家の国内向け選挙対策リップサービスや、

テレビ、ラジオによる、国内における 国民向けの 「 竹島問題の説明 」では、


あまり 触れられない 「 脛にキズ 」が、 実は有るらしい。


受験競争の弊害と、文部省の学校教育指導要綱の意図で、

戦後 学校教育の場では、意識的に"排除"してきた 「 終戦後の主権不在 」の 歴史的事実、


マッカーサーとアメリカ進駐軍による "日本占領"は、日本の主権不在を意味すると理解する 日本人は、限りなく少ない。

何故ならば、

学校の授業で そのように習った 記憶が無いし、 大体 そんな"歴史授業"の 記憶が無い。


しかし 残念ながら、


サンフランシスコ講和条約締結を経て、

第一次「 吉田茂内閣が成立 」するまでは、


日本は マッカーサーとアメリカ進駐軍の占領下に あって、主権不在の状態にあった。


で 歴史的事実では、

日本の植民地支配から 解放された韓国は、「 大韓民国 」として 逸早く独立宣言し、同時に「 独島 (竹島) 」の領有権を 国際的に宣言 宣布した。


この時 マッカーサーが 間髪を入れず、対抗策を講じてくれれば 今日 何も問題がなかったものを…、

マッカーサー将軍が うっかり見過ごしてしまった故に、竹島の領有権を主張する時、

「 外務省は、致し方なく時系列を遡り 韓国併合直前の "島根県条例に基づく竹島領有"を」、その根拠とせざるを得なくなり、


そのために、

韓国の竹島に対する"実効支配"を 黙認し、

ニュース原稿読みでは、「 島根県の竹島 」と 読まざるを得ないので、

耳障りでしょうが、ご理解いただきたいです。


それから、「 このわたくしの説明は"オフレコ"ということにしていただいて、


あまり 表に出ないよう ご配慮いただければ、幸甚に存じます。」との、説明が外務省関係者から ありました。


いろいろ シガラミが あり、


一筋縄では いきません…。


格好良く かつ 無責任に 調子のいいことばかり、

並べて平気な 政治家は、ホント 羨ましい限りですと、ボヤクこと 仕切りでした。