少し前の大阪オリンピック招致委員会の挫折、プレゼンテーションが終わった時点で、直接間接の接触で大阪オリンピック招致委員会のメンバーが得た投票の読みは、100票に達した。



ところがいざフタを開けてみると、大阪が獲得した票数は「わずか6票」、信じられない結果だった。



昨日の記者会見を終えた直後の東京オリンピック招致委員会の竹田恒和理事長の述懐、


『東京の良さをもっとよく理解して欲しい。福島は東京から250㎞も離れている、東京に住む3500万人の誰一人として、福島原発の放射能に汚染されたり、影響を被った住民はいない。』



東京オリンピック招致委員会理事長として、東京オリンピック招致を成功させたい一心での思い余った発言と信じたいが、それにしても、その内容はあまりにも悲しい。



東京から250㎞も離れた福島だからこそ作った
「東京のための福島原発」、

汚染水だけでなく福島原発事故のあおりを受けて、故郷を追われ、未だに避難生活を余儀なくされる多くの福島の人びと。



原発事故から2年半を経過しても、後手後手に廻る汚染水対策、ただし、三人打揃って『申し訳ありませんでした。』
と頭を下げればチョンの日本文化。

東京電力の頭を下げる社員の階級がどんどん軽くなっているのは、東京電力の汚染水対策に真剣味が全然窺えなくて、実に腹立たしいが、

他方、オリンピック招致活動に、もうすでに勝ったつもりで、

「風光明媚なブエノスアイレスの街並みに最も似合わない猪瀬東京都知事のジョギングパフォーマンス」も、


「人の噂も七十五日、喉元過ぎれば暑さ忘れず」で、
遺憾でしたと曖昧な言い訳で謝ればチョンの日本文化、日本以外の国ではあり得ない文化、理解されない風習であることを、自戒をこめて、指摘したいと思う。