弘法大師 空海 の現代でも大いに活用したい処世術得意げ


その1、セルフコマーシャルの活用は、最も効果のある方法で!、後に唐の都長安でその見事な筆捌きを皇帝直々に“五筆和尚”の最大の評価をされる空海も、やっと潜り込んだ遣唐船の中では厄介者の《私度僧(自ら勝手に修行に入った身分保証の無い僧、対する最澄は天皇家に寵愛された官度僧)の留学僧》、で、習字の上手さを売り込む為に目をつけたのが書の留学生橘逸成(現代の大相撲の番付表の書体の宗家)ニコニコ


あにはからんや、橘逸成は空海の字の上手さにびっくり仰天し、その才能を誉めちぎった挙げ句、その才能に惚れ込み、最大の理解者でありかつスポークスマンになるのである。

この手法の原理は、現代の家庭 会社 社会のあらゆる場面で大いに活用できるはずである得意げ



その2、序列を凌駕するには頭を使って、相手から接点を求めてくるように仕向けること得意げ


真言密教は、口伝の上にその教義の伝播は“文化東漸”が大命題、その条件にピッタリの最東端の日本から、はるばる留学僧が長安に出現のウワサだけを真言密教の大阿闍利《恵果》に流して、一向に恵果は訪ねないで長安の見学や口伝の教義伝授に備えて“サンスクリット語の習得に勤しむのであるニコニコ


当時恵果は、最晩年の上に病身の身、1日千秋の思いで空海の訪問を待つも、一向に空海は現れない為に、ある日とうとう痺れを切らし空海に迎えを出すショック!

この結果、当時のニ千人の弟子達をいっぺんに飛び越えて、恵果大阿闍利から直々に教義を伝授されたのである得意げ