鬱への入り口は、消滅のイメージ
そもそも生きているということが、なんなのかという疑問がわき起こり
来し方、生きざまを振り返り、何の為に生まれ、何故棄てられ、また拾われて、何故日本へ、それもよりによって意味も無くただ差別を受ける養家にもらわれ、義務を果たし、責任を負ってどれ程傷つこうが当たり前
韓国語では《タゴナン(生まれた)パルチャがナプダ(星が悪い)》の一言でお仕舞い
むしろ、そのシンプルさに辛うじて精神のバランスが取れたのかもしれない
以来、ぐちゃぐちゃに苛まれ、涙とともに死の淵を覗きこんでは、体力まかせに開き直っては蘇り
人が訝しむ、還暦を超えての異常な筋トレ、性に対するあくなき執念
心密かにすがり尊敬する弘法大師“空海”を、罰当たりにも、同じ悩みと境遇の人と勝手に思いこんで、へちまのように今日もぶらりぶらりと生きながらえているのみである

そもそも生きているということが、なんなのかという疑問がわき起こり

来し方、生きざまを振り返り、何の為に生まれ、何故棄てられ、また拾われて、何故日本へ、それもよりによって意味も無くただ差別を受ける養家にもらわれ、義務を果たし、責任を負ってどれ程傷つこうが当たり前

韓国語では《タゴナン(生まれた)パルチャがナプダ(星が悪い)》の一言でお仕舞い

むしろ、そのシンプルさに辛うじて精神のバランスが取れたのかもしれない

以来、ぐちゃぐちゃに苛まれ、涙とともに死の淵を覗きこんでは、体力まかせに開き直っては蘇り

人が訝しむ、還暦を超えての異常な筋トレ、性に対するあくなき執念

心密かにすがり尊敬する弘法大師“空海”を、罰当たりにも、同じ悩みと境遇の人と勝手に思いこんで、へちまのように今日もぶらりぶらりと生きながらえているのみである
