何処の町にも一軒は銭湯があった昭和の時代。一番風呂の大浴槽を仕切っていたのは、決まってやかん頭の禿げ親父。一滴の水をそそぐことも許さず、ゆでダコになっていたタコ禿げ親父、昭和のひとつの風物詩でした。