まず取り上げたいのは、「呻吟語」です。


なぜか。


それには、3つの理由があります。


一つは、近代の著書であること。

論語、孟子といった古典中の古典に

比べて、具体的でわかりやすい。


一つは、短文であること。

シンプルでリズミカルな文章は

説得力があります。


一つは、自己変革の著書であること。

これは徹底したテーマとなっています。


というわけで、「呻吟語」をぜひ

一緒に学んでいきましょう。

自己に照らした議論は大歓迎です。

このブログでは古典、特に中国古典、

いわゆる漢文・漢籍を扱おうと思って

います。


えぇっ!あの高校生時代にレ点とか

打ったやつ??…そうです。あれです。

なんか小難しいこと言ってたなぁ…

という印象でしょうか。


だとしたらモッタイナイ。漢文の真価は

高校生では少し時期が早かっただけ

かもしれません。


漢文の中身はとっても面白いんです。

文法?はっきり言ってどうでもいい。

…というのは言いすぎにしても…

とりあえずもう一度手に取ってみて。


いつが良いかって?ずばり20歳です。

私自身がきちんと読むようになったのも

やはり20歳前後でした。そして、年齢を

重ねて読み直すごとに、その面白さは

積み上がっていきますね。


というわけでぜひこの20代の時期に

"中国古典"に再入門して頂きたい。

このブログは、そんな願いをこめて

書いていきたいと考えています。

ブログ

「漢文堂」~20代から活かす中国古典


はじめます。