放射冷却現象の謎に迫る

〜晴れた朝なのに、どうしてこんなに寒いの?〜


こんにちは〜!

まったりラボへようこそ🐼✨


今朝(22日)のいわき市、霜が降りていて

「え、天気いいけど寒すぎない?」って思った人、多いよね。


実はこれ、冬になるとよく耳にする

「放射冷却現象」が起きていた朝だったんだ。


天気予報でも毎年のように出てくる言葉だど、

「名前は知ってるけど、正直よく分からない…」って人も多いはず🤔


でもね、この放射冷却、難しい気象の話じゃなくて身近な景色を見るだけで

「あ、これか!」って分かる現象なんだよ。


今日はそんな

「晴れてるのに、なんでこんなに寒いの?」

という冬の素朴な疑問を、まったりラボらしく、ゆるっとひも解いていくね🐼☕️


🟦放射冷却って、なにが起きてるの?


放射冷却を超シンプルに言うと、

👉 地面や物の熱が、夜のあいだに空へ逃げて

  冷える現象


地面や建物、車、私たちの体まで、

実はみんな目に見えない「赤外線」という光で

常に少しずつ熱を外へ出している。


昼間は太陽から熱が入ってくるけど、

夜はそれがなくなる。

だから夜は、熱が逃げる一方になって冷えていくんだね。


❄️✨✨✨


🟦いちばん分かりやすい例え 🚗



👉車の屋根が、朝いちばん冷たい理由


冬の朝、駐車場で車の屋根やフロントガラスだけ霜で真っ白、そんな光景を見たことない?

これは、放射冷却の教科書みたいな例。

車の屋根は

・空に向かってむき出し

・雲がないと熱をそのまま放射

・風が弱いと冷えた空気が溜まりやすい


つまり、簡単に言うと

空が見えている場所ほど、先に冷える


だから屋根やガラスだけがキンキンに冷えて霜が付くんだ。


❄️✨✨✨


🟦今朝が特別寒かった3つの理由

今朝のいわき市は、

放射冷却が起きやすい条件がフルセットだった。


① 雲がなかった

雲は地面の熱を跳ね返す、いわば「空のお布団」。今朝はそれがなく、熱が宇宙へ逃げ放題だった。


② 風がなかった

風があると空気が混ざるけど、無風だと冷たい空気が地面にたまりっぱなし。足元が特に冷えた理由だね。


③ 空気が乾燥していた

空気中の水分は熱をつかまえる役目がある。

乾燥しているほど、熱は逃げやすくなる。


この3つがそろって、

最強の「激サム条件」が完成したわけだ。


❄️✨✨✨


🟦明るくなってからが一番寒いワケ

「暗いうちはまだマシだったのに、

明るくなってからの方が寒かった…」


これも放射冷却あるある。


夜のあいだ、地面や車の屋根は

少しずつ熱を空へ逃がし続け、

日の出前後はいちばん冷え切った状態なんだ🥶


日の出直後の太陽は、

まだ角度が低くてパワー控えめ。

冷え切った地面を温め直すには、少し時間がかかる。


だから

最低気温は、日の出から30分〜1時間後

になることが多いんだ。


🥶🥶🥶寒いけど…納得!



🐼パンダまとめ🐼

放射冷却は、特別な気象現象じゃなくて

「熱は、遮るものがなければ外へ逃げる」

という自然のルール。


雲がなく、風がなく、空気が乾いた夜は、

車の屋根も、草むらも、足元もしっかり冷える。


次に寒い朝を迎えたら、

ぜひ車の屋根を見てみてね🚗✨

そこにある、キンキンに冷えた状態が

放射冷却現象だってことが分かるよ。🐼✨