3人共に…

カレーライスを注文。

少し顔を上げ、向かいの棚を見上げれば、
並ぶ日本酒、好きな銘柄が…「あゝ飲みた…」

3人で、前半戦を振り返りながら、
カレーを食べる。「う、美味し、」

お腹も落ち着き、さあ!出発。

川を渡り、ホントに人の少ない「木道」を、
トンボと戯れながら、歩き続ける…

変化と言えば…

たまぁ〜に現れる、山荘、川、橋。

変化の少ない、変化のない、変化がないのが、
微妙な変化が…

魅力なのか。歩く。

まあ、嫌いじゃないけど。

明日登るのは彼処か?彼方か?
キョロキョロ歩く。

結構、高いけど…大変かもなぁ…
(コレがホント翌日に、あゝホントに…)

honさんが立てた予定より、
1時間以上早く「至仏山荘」に到着。

受付すれば、hiroさんも、な、な、な、
なん、なんと、同室とは…
おっさん2人と女子が1人同じ部屋で。
(honさんは別部屋で、予約したのに?と
繰り返す、しかし、本日満員御礼。空きは無い。)まあ、仕方ない…仲良く川の字で…

部屋はきれいで、思っていたより広く、シーツもパリッとして、いい感じ。

予定より早く着いたので、お風呂の時間、夕食の時間には、まだまだ余裕がある。
honさんが、気を利かせ、ビールを買ってきた。

初日トレックに「乾杯!」

こんな緑の中、樹々の中に泊まるのは、
30代初めに当時の会社同僚達10名位で、
「鳩ノ巣バンガロー」泊まった以来か…

ビール飲み干し、お風呂スタートのアナウンスに
タオルと着替えを携えて階段を下る。

3人さっぱりし、少しゴロゴロ…

程なく夕食スタートのアナウンス!

ビール購入し、改めて、
初日トレックに「乾杯!」

食事時間は1時間、ご飯は自分で装う、
まさに『合宿』、嗚呼あの青春の日々が、あの頃が、思い出される…
美味しくいただきました、ごちそうさまです。

部屋に戻り、またまた、ゴロゴロ。

消灯時間までは、まだまだ…

山荘が運営する「BAR」が窓の外に見える。
不定期営業のようだ。今宵は営業するのか?
始まれば、少々飲みに行こうって、
「BAR」待ち状態に。

しかし、始まらない…

「BAR」の隣は、テント泊スペース。
ベテランさんが、ビールを交わしながら、山談義に花を咲かせている。

しかし、始まらない…

honさんは、外に出て「BAR」を覗いたり、
2階の私達に手を振ったり、
あちらこちらと、ぷらぷらしてる。

鍵を閉め、hiroさんと外に出る。
「聞いたら?」
honさんが山荘スタッフに尋ねれば…

「今日はお休みです。」

そりゃそうだ、開店時間から30分も過ぎている。

スマホは圏外、Wi-Fiは無い…
なかなか今の時代、
珍しい時の過ごし方を経験するとは…

ビールの大きい方を買い、部屋に戻る。
窓の外は既に暗く、窓に虫、多くの虫が、
開けることは不可能に。

honさんが立ち上がり「星見てきます…」と、
部屋を出る。

なかなか帰ってこない.…
すっかり外は暗くなり、
そう、スマホは繋がらない。

残されたhiroさんオイラ、
ビール飲みながら、少々プライベートな話を…
話をしながら心の中では、ちょいと心配が。

なかなか帰ってこない…

繋がらない厳しさ。
待っている側の気持ち、状態…

「ガチャ…リ」と扉が開く。
何事も無かった感じのhonさんが立っている。

蛍を見ていたようだ…

待たせる方は、待っている方のことを
あまり気にしないのである。
まあ、真っ暗な中、真っ暗な山の夜、
無事でなにより…

明日は登るのだ。
天気が、少々心配だ。

hiroさんを真ん中に、川の字で。

消灯時間です。